2022.03.15

【A東京vs秋田】1勝2敗で迎える最後の一戦、A東京はディフェンス力で上回れるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

アルバルク東京 vs 秋田ノーザンハピネッツ(@アリーナ立川立飛)
3月16日19時5分

 アルバルク東京は今シーズン、連敗を喫した相手が2チームある。1つは開幕節で相まみえた琉球ゴールデンキングス、そしてもう1つが秋田ノーザンハピネッツだ。今節、A東京は約1カ月半ぶりにアリーナ立川立飛に戻って再び秋田と激突。ここまで1勝2敗と負け越しているため、レギュラーシーズン最後の対決では是が非でも勝利しておきたいところだ。

 A東京は、前節までのアウェー5連戦を負けなしで乗り越えた。3月9日の第23節新潟アルビレックスBB戦では、セバスチャン・サイズが34得点23リバウンド、アレックス・カークが23得点を挙げ、計93得点。ディフェンスでも相手を64得点に抑え、危なげなく白星をつかんだ。

 チームとしてはライアン・ロシターの離脱がどう影響するかが懸念材料ではあるが、前述したカークとサイズは健在であり、堅守から主導権を握るスタイルは不変。秋田よりも高いディフェンス力を披露するには、ガード陣へのプレッシャーを強めてリズムを狂わせたいところ。その中でも2戦連続で2ケタ得点を献上した保岡龍斗古川孝敏には一層の注意を払う必要があるだろう。

 一方の秋田は敵地での戦いとなるが、初めてA東京相手に勝ち越すチャンス。4連勝中であり、ここで勝利を収めれば次節以降の川崎ブレイブサンダース戦、宇都宮ブレックス戦へ向けても勢いをつけられる。勝利へは引き続きディフェンスの遂行力が問われるが、攻撃においてはロシターを欠く相手に対しアレックス・デイビスコルトン・アイバーソンが積極的な姿勢を見せてゴール下で主導権を握りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

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