2022.03.15

【信州vs三遠】信州は約1カ月ぶりのホームゲーム…上位陣との対戦へ向け弾みをつけられるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズ vs 三遠ネオフェニックス(@ことぶきアリーナ千曲)
3月16日19時5分

 信州ブレイブウォリアーズは前節、レバンガ北海道を相手に今シーズン初の100点ゲームで勝利した。第3クォーターまでは競った展開だったが、前田怜緒ヤンジェミンが得点を重ねた第4クォーターは中盤以降終始10点前後のリードを保った。

 失点は94点と多かったが、第2クォーター以外の3つのクォーターがすべて28得点以上とオフェンスは上出来。3月後半は西地区上位との対戦が控えており、今節は落としたくないところだ。

 しかし、その相手である三遠ネオフェニックスは西地区最下位ながら、前節に同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを撃破した侮れない相手だ。名古屋D戦は前半で奪った14点リードを徐々に失い、第4クォーターはクロスゲームとなったが、勝負どころで松脇圭志の活躍が光り、3点差で制した。

 このところ得点力が上がっているエリアス・ハリスが26得点を挙げたほか、山内盛久も今シーズン最多の9アシストと存在感を示した。3月は前節と今節以外がすべてホーム。次節からはホーム6連戦であり、西地区最下位脱出に向けて勢いをつけたい局面だ。

 両チームは2021年11月10日に対戦し、信州が92-79で勝利している。三遠は敗れたものの、田渡凌津山尚大津屋一球の3人で計42得点を奪った。今回も日本人選手の得点力に期待したい。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・三遠(HC代行:清水太志郎
サーディ・ラベナ
ロバート・カーター
太田敦也
杉浦佑成
岡田慎吾
ジャスティン・ノックス ※インジュアリーリスト
松脇圭志
常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
田渡凌
半澤凌太
津山尚大
津屋一球
山内盛久

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