【新潟vs川崎】前回は1点差で川崎に軍配、ホームの新潟は若手の奮起に期待

小沼克年

フリーライター

■新潟アルビレックスBB vs 川崎ブレイブサンダース（＠シティホールプラザアオーレ長岡）
3月16日19時5分

　前節、アルバルク東京をホームに迎えた新潟アルビレックスBBは64－93で敗戦。立ち上がりに15－29と差をつけられると、前半終了時点で23点ビハインドを背負って完敗を喫した。

　3連敗からの脱出を狙う今節は、引き続きシティホールプラザアオーレ長岡での一戦。迎え撃つのは天皇杯連覇を達成した川崎ブレイブサンダースだ。2節連続で手強い相手との対戦となるが、川崎と前回対戦した第7節では81－82の好ゲームを演じている。

　この試合で攻撃をけん引したロスコ・アレン、ジェフ・エアーズ、納見悠仁の3選手は前節のA東京戦でもそろって2ケタ得点をマークしており、川崎撃破へは必要不可欠な存在と言える。また、相手のビッグラインナップに対抗するためには大矢孝太朗、得点面では木村圭吾の奮起も必須。2人の若手がヒーローになることを期待したい。

　東地区首位争いをする川崎としては地区下位に位置する新潟からは確実に白星をつかんでおきたいところ。立ち上がりからミスを恐れない思い切りの良いプレーで連覇を果たした天皇杯決勝に加え、直近のリーグ戦でも滋賀レイクスターズを103－56でねじ伏せているだけに、この試合も開始からエンジン全開で挑んでいくだろう。

　川崎は前回の新潟戦でリバウンド本数が相手よりも6本少なく、3ポイントシュートは納見の4本を筆頭に計10本、40パーセントの高確率で決められて競り合いに持ち込まれた。そのため、リバウンドと3ポイントシュートには細心の注意を払いたい。

文＝小沼克年

■ロスター
・新潟（HC：平岡富士貴）
岡本飛竜
 星野曹樹
 大矢孝太朗
 ジェフ・エアーズ
 コービー・パラス
 木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
 納見悠仁
 佐藤公威
 ロスコ・アレン
 池田雄一
 遠藤善