2022.03.17

【茨城vs新潟】攻撃力で押し切りたい茨城、新潟は我慢強いディフェンスで連敗脱出へ

フリーライター

茨城ロボッツ vs 新潟アルビレックスBB(@アダストリアみとアリーナ)
第1戦:3月19日14時5分 第2戦:3月20日14時5分

 茨城ロボッツは前節、ホームでサンロッカーズ渋谷と対戦。前半で14点のビハインドを背負ったものの、後半に入って反撃を開始。第3クォーターを26-17と追い上げ、最終クォーターでは勝負どころで福澤晃平平尾充庸の3ポイントシュートが冴えわたり95-91で逆転勝利を飾った。

 この試合、福澤は5本放った3ポイントをすべて成功させ、計20得点をマーク。遥天翼谷口大智がエントリー外となった茨城に勝利をもたらす立役者となった。試合中止を挟みながらも2連勝。今シーズンは3連勝以上を記録していないが、引き続きホームで戦えるアドバンテージがあり、今節は連勝キープをかけて新潟アルビレックスBBを迎え撃つ。

 川崎ブレイブサンダースと対戦した新潟は前節、30点差で完敗。前半はコービー・パラスロスコ・アレンを中心に互角の戦いを演じたが、後半の20分で25-53と一気に差をつけられ4連敗となった。

 新潟は2戦連続で得点が60点台に沈み、失点は90点を超えている状況。連敗脱出へは攻防両面の修正が必要だが、まずはディフェンスの意識を強めて立て直しを図りたい。攻撃型の茨城に対し、佐藤公威池田雄一のベテラン勢が好ディフェンスでチームを引っ張れるか。

 一方の茨城は2試合連続でオフェンスが好調のため、今節も新潟相手に大量得点を狙いたいところ。外角シュートに加え、エリック・ジェイコブセンを軸にインサイドからも得点を伸ばせれば4連勝も十分可能だ。

文=小沼克年

■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

・新潟(HC:平岡富士貴)
岡本飛竜
星野曹樹
大矢孝太朗
ジェフ・エアーズ
コービー・パラス
木村圭吾
チリジ・ネパウェ
綿貫瞬
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
池田雄一
遠藤善

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