【琉球vs大阪】前回対戦時は琉球が圧勝…大阪はリベンジへニュービルの奮起が必要不可欠

大橋裕之

フリーライター

■琉球ゴールデンキングス vs 大阪エヴェッサ（＠沖縄アリーナ）
第1戦：3月19日18時5分　第2戦：3月20日18時5分

　西地区首位の琉球ゴールデンキングスは前節、シーホース三河に76－68で競り勝った。最終クォーターに一時リードを許すも、ジャック・クーリーや並里成らの得点で再逆転。リードを奪った後は持ち味である堅守を発揮し、平均得点が80点を越える相手を封じ込めた。

　ホーム連戦となる琉球は、大阪エヴェッサを迎え撃つ。今シーズンは2月2日に対戦し、96－49と圧勝を収めている。ターンオーバーから32点、ペイントエリアで64点を奪っており、今節でもその再現を狙いたい。大阪のエースであるディージェイ・ニュービルに対しては、コー・フリッピンや今村佳太らが粘り強く守りたいところだ。

　その大阪は前節、宇都宮ブレックスに69－92で完敗。前半だけで50失点を喫したほか、試合を通じてターンオーバーを18個記録するなど攻防ともに振るわなかった。

　宇都宮戦は、大阪が前回の琉球戦で敗れたゲームを思い起こさせた内容だっただけに、今節はその教訓をいかしたいところ。まずは序盤から強度の高いディフェンスを仕掛けて、流れを渡さないことが肝心だ。攻めては前回対戦時にわずか5得点と封じられたニュービルのスコアを伸ばすことが求められる。

文＝大橋裕之

■ロスター
・琉球（HC：桶谷大）
小寺ハミルトンゲイリー
 並里成
 コー・フリッピン
 アレン・ダーラム
 渡邉飛勇
 松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
 岸本隆一
 田代直希
 今村佳太
 満原優樹
 小野寺祥太
 ジャック・クーリー
 牧隼利