2022.03.17

【富山vs島根】富山はラモスと晴山、島根は阿部と白濱というウィング陣の出来が勝敗を左右

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

富山グラウジーズ vs 島根スサノオマジック(@富山市総合体育館)
第1戦:3月19日18時5分 第2戦:3月20日13時5分

 西地区8位の富山グラウジーズが、ホームで同2位の島根スサノオマジックと今シーズン2度目の対決。75-91で敗れた第20節のリベンジなるか。

 富山は前節、同地区10位の京都ハンナリーズに66-88で敗れて2連敗。ジョシュア・スミスが出場停止、松井啓十郎ジュリアン・マブンガがベンチ外となったため、強みであったリバウンド争いで遅れをとった。ペイントエリア内の得点も、相手の44点に対して30点止まり。ブライス・ジョンソンが21得点を挙げて奮闘したものの、3ポイントシュートはチームで32本中5本しか決められなかった。

 一方、島根は3月11、12日の琉球ゴールデンキングス戦に続きリード・トラビス金丸晃輔を欠いた中、前節の滋賀レイクスターズ戦を82-74で制した。好調のペリン・ビュフォードが32得点14リバウンドの活躍を見せたほか、試合終盤では安藤誓哉の勝負強さが光った。

 富山のインサイドの要であるスミスは、今節の第1戦まで出場停止。2月2日以降欠場が続くマブンガの出場も不透明なため、チーム全体で不在をカバーしたい。特に前節で不発だったドワイト・ラモス晴山ケビンには奮起を期待したい。

対する島根は、阿部諒白濱僚祐といった好守の光る選手に注目したい。2選手と中心とした激しいディフェンスで相手のオフェンスを封じ、勝利を手繰り寄せられるか。

文=大橋裕之

■ロスター
・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
野﨑由之 ※特別指定
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
上田隼輔 ※特別指定
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

BASKETBALLKING VIDEO