千葉ジェッツは3月18日、チーム強化を目的とした期限付き契約選手として、ふなっしーとジャンボくんが加入することを発表した。

　背番号「274」のふなっしーは船橋市出身で、愛称は「梨界の富樫勇樹」。また、「無敵の5歳児」ジャンボくんは千葉県出身で、背番号「200」を着用する。

　両者ともにポジションはポイントガードでの登録となり、期限付きプロ契約選手として4月23日、24日の大阪エヴェッサ戦のホームゲームイベントを盛り上げる予定だ。

　今回の発表に際し、ふなっしーとジャンボくんの両選手に加え、池内勇太ゼネラルマネージャーが以下のようにコメントしている。

【ふなっしー】
「みんな、こんなっしー。3年連続で千葉ジェッツふなばしの選手になれたなっしー。昨シーズンは千葉ジェッツがBリーグ初優勝してすごくうれしくて感動したなっしなー。そんな優勝チームで今シーズンこそはポイントガードとしてスタメン出場できるように今から猛練習しておくなっしー!　ライバルのとがっしーやジャンボくんたちにも負けないなっしよー!!　今シーズンも、楽しくプレーできますように梨汁ブシャー。大野ヘッドコーチ…今シーズンこそバスケがしたいなっしー…」

【池内GM】
「この度、ふなっしーが千葉ジェッツの期限付きプロ契約選手としてチームに合流していただくこととなりました。オフコートでの圧倒的なパフォーマンスを高く評価しておりましたが、過去2シーズンは残念ながらベンチ入りすることは叶いませんでした。それは、やはりチームとの意思疎通であったり、季節が冬ということで旬（コンディション）の部分で若干の不安があったからだと感じています。

　ですが、今回は3シーズン目ということで選手たちとのコミュニケーションに一切、課題はありません。それだけに今度こそ『実も、機も熟したな』と思っています。毎年言っておりますが、同じポイントガードでポジションを争う、西村にも勝る愛らしいビジュアルや性格、藤永にも負けない梨並みはずれた運動能力や俊敏性、大倉を凌駕する強靭なメンタル、富樫を超える創造性やカリスマ性で2連覇を目指すジェッツに必ず良いケミストリーを起こしてくれると確信しています。

　彼の動向は常にチェックしており、最近は『刀』集めに勤しんでいるのを拝見しましたが『刀』というのは武士の心であり、己の精神を磨く武器であることから全集中でバスケをプレーするにはプラスとなることが多いと感じています。しかし、プロの世界で活躍することは決して簡単ではありません。非常に高い壁にはなると思いますが『断固たる決意』で乗り越えてもらいたいです。頑張れ!　ふなっしー!」

【ジャンボくん】
「みんな!　3ねんれんぞくで、ジェッツから『プロせんしゅけいやく』してもらったゾウ。すごくうれしい!　でもね、まだスタメンいり、ベンチいりできてないから、こんシーズンこそわ、ぜったいがんばるゾウ。いまから、おおのHCにいっぱいアピールするんだ!　みんな、おうえんしてね!!　えへへ」

【池内GM】
「この度、ジャンボくんが千葉ジェッツの期限付きプロ契約選手としてチームに合流していただくこととなりました。皆さんご存知だとは思いますが彼はマスコット・オブ・ザ・イヤーで殿堂入りするほどポテンシャルの高い選手です。また、昨シーズンのBリーグ優勝を知っているという経験も最大限に評価し、今シーズンはシーズン終盤となる4月23日、24日の2日間、プロ選手として力を発揮していただくことを決めました。

『ポイントガードかっこいいゾウ!　よちあきには、まけない』という本人たっての希望により、3シーズン連続でポイントガードでの登録となります。ハンドリングやフィジカルの部分は十分に戦える可能性はありますが、以前からの課題であるチャームポイントの長い鼻が邪魔になってしまうシュート精度を克服できないとスタメンは難しいと思います。ただ、今いるメンバーたちを脅かす活躍を期待しています。

　プレー時間2分間おきに『もぐもぐタイム』がほしいという要求は許容できませんが、無敵の5歳児らしく自慢の無邪気さでチームを鼓舞してほしいですね。そして、インテンシティ高く、試合を盛り上げてほしいと思っております。今後もジャンボくんの育成をクラブとして進めていく所存ですので、彼の成長を温かく見守っていただけますと幸いです。頑張れ!　ジャンボ!」