2022.03.19

北海道がシーソーゲーム制し劇的勝利…ブルックスが32得点9リバウンドと躍動

32得点9リバウンドと攻防両面で活躍したブルックス[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 3月19日、B1リーグ第25節が各地で行われ、レバンガ北海道宇都宮ブレックスと対戦した。

 ティップオフから7-0のランに成功した北海道だが、そこからは徐々に追い上げられ、1ポゼッションを争う展開に。第1クォーター終盤にはデモン・ブルックスの得点で一歩抜け出した北海道だったが、残り2秒で宇都宮の荒谷裕秀に3ポイントシュートを決められ、21-21の同点で第2クォーターへ。

 第2クォーターでは激しい得点の取り合いとなり、何度もリードが入れ替わる白熱した展開に。残り3分からは宇都宮の喜多川修平チェイス・フィーラーに得点を許し、一時7点のビハインドを背負うこととなるが、ブルックス、山口颯斗の連続3ポイントシュートでやり返し、42-43で前半を折り返した。

 後半に入っても激しくぶつかり合う両軍だが、第3クォーター終盤に葛原大智、ブルックスが立て続けに得点し、北海道が抜け出すことに成功。しかし、64-58で迎えた第4クォーターでは再び追いつかれ、再び接戦に。残り27秒には、同点の場面で宇都宮の遠藤祐亮にアウトサイドからスコアされ、2点ビハインドとされるが、直後に橋本竜馬がシュートを決めて同点に。時計はそのまま進み、決着は延長戦に持ち越しとなった。

 オーバータイムでは、土壇場で追いついた北海道が勢いをそのままに攻撃を仕掛け、9連続得点に成功。リードを広げた北海道は、その後も宇都宮に巻き返しを許さずタイムアップ。98-89で北海道が劇的勝利を収めた。

 北海道はブルックスが32得点9リバウンドと攻防両面で圧巻の活躍。さらにショーン・ロングが20得点12リバウンドのダブルダブルを挙げ、勝利に貢献した。宇都宮は喜多川を筆頭に6選手が2ケタ得点を記録。しかし、北海道の終盤の勢いの前に、惜しくも敗北を喫することとなった。

■試合結果
宇都宮ブレックス 89-98 レバンガ北海道(@ブレックスアリーナ宇都宮)
宇都宮|21|22|15|23|8|=89
北海道|21|21|22|17|17|=98

この試合の他の記事

レバンガ北海道の関連記事

B1の関連記事