【北海道 vs 茨城】確実に勝ち星を挙げたい両チーム…攻防において主導権争いに注目

■レバンガ北海道 vs 茨城ロボッツ（＠北海きたえーる）
3月23日19時5分

　東地区8位のレバンガ北海道が、ホームに同地区10位の茨城ロボッツを迎え撃つ。北海道は13勝24敗、茨城は11勝28敗と、ともに黒星が先行しているだけに、確実に勝ち星を挙げて上位を目指したいところだ。

　北海道は前節、強豪・宇都宮ブレックスと対戦。試合前の時点で6連敗中だったが、第1戦では開始直後から気迫あるプレーを披露し、がっぷり四つの試合展開を見せた。両チームが激しい攻防を繰り広げ、延長戦へともつれたこの一戦は、北海道が9連続得点を挙げて98－89で勝利した。翌日は66－74で敗れたが、宇都宮から白星を挙げたことはチームにとって大きいはずだ。

　対する茨城は、4連勝中。前節は新潟アルビレックスBBをホームに迎え、2連勝を収めた。第2戦では相手にリードを奪われる場面もあったが、第3クォーターに追いつくと、その後は一進一退の展開に。最後はこの日、両チーム最多の21得点を挙げたエリック・ジェイコブセンがフリースローを2本決めて逆転すると、平尾充庸も確実にフリースローを2本沈めて、粘る新潟を振り切った。

　今シーズン、両チームの対戦は2021年12月15日に茨城のホーム、アダストリアみとアリーナで行われており、北海道が103－92で勝利。ただし、10月に開催された天皇杯3次ラウンドでも顔を合わせており、この時は茨城が77－69で破っている。

　粘り強いディフェンスから活路を見出したい北海道に対し、攻撃的な茨城と対照的なスタイルを持ったチーム同士の対戦だけに、どちらが先にペースを握るかが勝敗を分けることになるだろう。北海道は、宇都宮戦で見せたチームディフェンスで主導権を握りたい。茨城はジェイコブセンのインサイドを軸に、福澤晃平らがアウトサイドからゴールを目指す。

■ロスター
・北海道（HC：佐古賢一）
橋本竜馬
 ナナーダニエル弾
 牧全
 寺園脩斗
 ダニエル・ミラー
 中野司
 桜井良太
 玉木祥護
 山口颯斗
 ショーン・ロング
 デモン・ブルックス
 葛原大智
 松下裕汰 ※特別指定