【群馬vs川崎】インサイドの攻防に注目…群馬は八村と野本、川崎はアギラールがキーマン

小沼克年

フリーライター

■群馬クレインサンダーズ vs 川崎ブレイブサンダース（＠太田市運動公園市民体育館）
3月23日19時5分

　今節、群馬クレインサンダーズと川崎ブレイブサンダースによるレギュラーシーズン最後の直接対決が太田市運動公園市民体育館で行われる。過去3試合の両者の対戦成績は群馬の2勝1敗。2021年12月15日の第11節では川崎が81－63でモノにしたが、2月12、13日は群馬が連勝を収めた。今回初めて群馬のホームで激突するが、一体どんな結末が待っているのか。

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　群馬は前節、アウェーで千葉ジェッツに挑んだが、勝利をつかむことはできなかった。終盤まで競り合った第1戦は、トレイ・ジョーンズと山崎稜がそれぞれ17得点をマーク。だが、富樫勇樹に24得点を奪われ、アキ・チェンバースのファウルアウトも響いた。続く第2戦はインサイドを支配され103失点で大敗。2戦連続で80点以下に抑えられ、千葉のディフェンスを崩しきれなかった印象だ。

　対して川崎は前節、敵地で秋田ノーザンハピネッツに連勝。初戦は第1クォーターで2ケタリードを作ると、パブロ・アギラールがシーズンハイの22得点を挙げて94－79。接戦となった翌日は、2点リードの残り2分以降を無失点に抑え、90－83で勝利した。

　前回川崎が群馬に連敗を喫した第17節では、アギラールが不在だった。そのため、川崎としては彼の高さを生かして今回はリベンジを果たしたいところ。一方の群馬は川崎のビッグラインナップにどう対応するかが勝利へのポイントになりそうだ。川崎から白星をつかむには、八村阿蓮と野本建吾の奮起が必要不可欠と言える。

文＝小沼克年

■ロスター
・群馬（HC：トーマス・ウィスマン）
マイケル・パーカー
 トレイ・ジョーンズ
 五十嵐圭
 八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
 野本建吾
 オンドレイ・バルヴィン
 笠井康平
 菅原暉
 アキ・チェンバース
 上江田勇樹
 山崎稜
 ジャスティン・キーナン