2022.06.05

A東京がファンフェスタを開催…退任のルカHCは「皆さんとの絆はまだ続きます」

最後は参加したファンと選手、スタッフがカメラに収まった [写真]=アルバルク東京
バスケ情報専門サイト

 6月5日、アルバルク東京がホームアコートのアリーナ立川立飛で「ファンフェスタ2021-22 in 立飛」を開催。実際に選手とファンが対面で行うイベント開催は2年ぶりということもあり、多くのファンが駆けつけた。

 アリーナMCを務める南隼人氏の進行でスタートしたイベントは、冒頭、アルバルク東京の林邦彦社長が「日頃の感謝を込めて、普段の試合と同等、それ以上の熱量をもって対応します。短い時間ですがお楽しみください」とあいさつ。

 アルバルクチアリーダーのパフォーマンスの後、ルカHCをはじめとするとするスタッフ、選手によるトークショーが行われ、普段見せない選手の素顔が存分に披露され、ファンの笑いをおおいに誘っていた。さらに、選手をチームブラック、チームホワイトに分けてのゲームコーナーでは、負けず嫌いなアスリートの本能が湧き出たのか、互いに勝負に徹するシーンも多く、これには多くの拍手が起こった。

 イベントの最後には選手、スタッフの一人ひとりがファンに向けてファンにメーセージと感謝の言葉を述べた。選手の最後にマイクの前に立ったのがキャプテンの田中大貴は来シーズンに向けての誓いを語った。

「久しぶりに対面で皆さんにお会いできてうれしいです。今シーズンの結果には申し訳ない気持ちがいっぱいあります。プロの世界に身を置いていますので、同じメンバーで戦うことはできませんが、誰が抜けても仲間だと思っています。また、ホームアリーナは代々木第一に移りますが、これは成長できるチャンスだと思います。来シーズン、みんなで優勝しましょう」

 そして、今シーズン限りでチームを離れることを発表されているルカHCが5年間のお礼の言葉をファンに贈る。

「この5年間、チームから離れた選手も含めてコーチできたこと、我々のフロント、スタッフの協力があったことなど、本当に心の中の宝だと感じております。そしてファンの皆さんのことを愛しています。一生忘れません。チームの体制は変わりますが、皆さんとの絆はまだ続きます。アルバルク東京は新たなページをめくりますが、それを私はサポートします。ファンの皆さんも温かい応援をお願いします」

ファンに感謝の言葉を贈ったルカHC [写真]=アルバルク東京


 最後は参加したファンと選手、スタッフが一緒にカメラに収まり、イベントは終了。選手からパワーを送られ、ルカHCの言葉に感動を覚えたファンが会場をあとにした。

アルバルク東京の関連記事

B1の関連記事