2022.08.17

第2回東アジアスーパーリーグの準決勝が沖縄で開催…2024年3月に強豪4チームが集結

東アジアを代表する強豪4チームが集結し、沖縄アリーナで準決勝を戦う[写真]=B.LEAGUE
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 8月17日、アジア最高峰のバスケットボールリーグ「東アジアスーパーリーグ(East Asia Super League、以下EASL)」シーズン2のファイナル4開催地が沖縄に决定した。

 2023年から2024年にかけて開催する「EASL」シーズン2の各グループステージを勝ち抜いた上位4チームによる準決勝「ファイナル4」の開催場所が沖縄県に決定。「EASL」は沖縄観光コンベンションビューローの協力のもと、2024年3月8日(金)、10日(日)の試合開催に向けた準備を今年9月から開始する。

 同リーグは、昨年12月にバスケットボールの世界的な統括機関であるFIBA(国際バスケットボール連盟)とFIBAアジアとの10年間におよぶ独占契約を結び、東アジア初のクラブによるプロバスケットリーグを発足した。アジア最高峰のバスケットボールリーグとして地域全体のスポーツ界活性化を目的に、大会運営からオリジナルコンテンツの制作までを行い、これまでにないユニークな体験と価値をファンと地域のステークホルダーに届ける。

「EASL」には、日本の「Bリーグ」、韓国の「KBL」、フィリピンの「PBA」からそれぞれ前シーズンの優勝チームと準優勝チーム、チャイニーズ・タイペイの「P.LEAGUE+」の優勝チーム、および新たに結成された中華圏を代表する「ベイエリアドラゴンズ」の合計8チームが参加し、2つのグループに分かれてホームアンドアウェー形式の総当り戦で対戦。各グループの上位2チームがファイナル4に進み、賞金約100万ドル(約1億円)とアジア王者の称号を手にすべくトーナメント形式で戦う。初開催となる「EASL」シーズン1は、今年10月に開幕する予定だ。

 2024年に「EASL」シーズン2のファイナル4を沖縄県で開催することにより、現時点で沖縄県には約1100万ドル(約14億円)以上の経済効果が見込まれており、大会を通じた沖縄の地域社会と経済の活性化とさらなる発展が期待される。また、沖縄県は来年「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の開催も控えており、世界規模のバスケットボールトーナメントを次々と開催し、今後日本、並びに世界のバスケットボールの中心として、バスケットボールの人気と重要性を発信していく。

■「EASL」CEO マット・ベイヤー氏コメント
「この度EASLシーズン2のファイナル4の沖縄県での開催が実現し、現地関係各所の皆様のご協力に感謝致します。今回のファイナル4は、バスケットボールのゲームだけでなく音楽フェスティバルや様々な催しを計画しており、今まで私たちが開催したどのイベントよりも壮大なものになると確信しております」

■一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 下地芳郎氏コメント
「今回、EASLトーナメントファイナル4が2024年沖縄アリーナで開催を予定しているとのことで、開催地として選ばれたことを大変うれしく思います。沖縄県では世界にはばたき躍動する『スポーツアイランド沖縄』を推進しており、スポーツ資源を有効に活用したコンテンツなど世界トップレベルの場所だと確信しております。EASLのファイナル4を介して、参加される選手・ファンすべての方々にお会いできることを楽しみにしております」

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