2022.11.14

「B.LEAGUE Monthly MVP by 日本郵便」…10月度はペリン・ビュフォードが受賞!

ビュフォードが10月度の月間MVPを受賞[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグは14日、10月度の「B.LEAGUE Monthly MVP by 日本郵便」を発表し、ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック)が受賞したと発表した。

 アメリカ出身で現在28歳の同選手は、198センチ100キロのスモールフォワード。2016年にイタリアでプロデビューし、オーストラリアやトルコ、スペインなどを経て2020年に島根へ加入した。

 同選手は平均19.8得点(10月8位)、リバウンド11.1(10月5位)、アシスト7.7(10月3位)とオールラウンドな活躍のほか、10月22日のSR渋谷戦ではFG成功率100パーセントの30得点を含むトリプルダブル(30ポイント・17リバウンド・10アシスト)を達成。また、リーグ3位の出場時間の中、EFF(貢献度)もリーグ1位を記録し、チームの勝利に貢献した。

 同選手は受賞にあたり、以下のとおりコメント。

「10月のB.LEAGUE Monthly MVPという素晴らしい賞を受賞することができ、とても光栄に思います。この賞を受賞することができたのは、私1人だけでの力ではなく、チームメートやコーチングスタッフの協力と理解があったからこそで、彼らにはとても感謝しています。そして、いつも私に熱い声援を送ってくださったファンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」

 また、選考委員は選出に至った理由を以下のとおり語っている。

佐々木クリス選考委員長

「選考委員会の総意にて10月のMVPはペリン・ビュフォード選手に決まりました。選考過程でもビュフォード選手をMVPに推す声が多く、初めての選考委員会は彼の素晴らしい月間パフォーマンスにより実にスムーズなものとなりました。

 ビュフォード選手がMVPに輝いた10月のB.LEAGUEですが、7勝2敗で4チームが並ぶ西地区の首位争いにあり、名古屋Dのクラーク選手などはMVPに準ずる活躍だったと個人的には感じております。
 
 また、横浜BCの河村選手も10月唯一の2桁平均アシストを残すめざましい活躍で、今後チームの浮上次第では月間MVP獲得も近づいてくる明確なゲームチェンジャーの1人だと感じています」

正中岳城選考委員

「ビュフォード選手は月間通じてのオールラウンドな活躍とチーム戦績への貢献、Bリーグ史に残る記録的スタッツでのトリプルダブルに代表されるような、強烈なインパクトを与える成績でした。

 その他にも今月は西地区で7勝2敗の勝率で並ぶ4チームの活躍が特に印象的で、名古屋Dの齋藤選手やクラーク選手、広島のエバンス選手、琉球のクーリー選手の活躍とチーム戦績へのインパクトを与える貢献は素晴らしかったです。11月も素晴らしい活躍が見られることを楽しみにしております」

松島良豪選考委員

「ビュフォード選手は、30得点FG100パーセントやトリプルダブルを記録するなど個人、チーム両方で成績を残して申し分ない活躍で、攻撃の起点となるハンドラーとして島根のゲームを組み立てていました。

 名古屋Dの齋藤選手の華麗なるアシストも注目しており、チーム成績7勝2敗の成績を残しつつ、10/1三河戦で記録した18アシストは私自身と並ぶ記録を達成してくれたことに大変喜ばしい気持ちであります。アシストはチームを勝たせるための味方のポテンシャルを最大に引き出すための最高の技術だと私自身思っています」

BMH!特派員

「ビュフォード選手は、得点・リバウンド・アシストがいずれもバランス良く、月を通して活躍しチームの勝利に貢献しており、何より30 点越えのトリプルダブルをFG100パーセント、FT100パーセントで達成したことが決め手となりました。

 横浜BCの河村選手も全体で唯⼀のダブルダブルのスタッツで、ゲーム終盤に勝利を呼び込む決勝⼒も備えており、バスケファンのみならずライト層の⽅をも魅了するスター性を持った超新星と呼ぶにふさわしい活躍を⾒せてくれたと思います」

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