2022.12.01

【名古屋D vs 富山】名古屋Dは効果的に3ポイントを沈めたい、富山は飴谷由毅に注目

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名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 富山グラウジーズ(@ドルフィンズアリーナ)
GAME1:12月3日15時5分 GAME2:12月4日15時5分

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは前節、10勝3敗どうしで迎えた琉球ゴールデンキングスとの一戦で黒星を喫した。第2クォーターで9−22とペースを握られ、2ケタ点差を追いかける展開に。

最終クォーターは開始から齋藤拓実が連続得点を挙げて猛ラッシュをかける。残り2分59秒時点で1点差まで詰めたが、試合をひっくり返すあと1本が出ず、66−70でタイムアップした。強みである得点力、アシスト、3ポイントシュート成功率はいずれもチーム平均を下回り、琉球ディフェンスに抑えこまれた。

 名古屋Dは今節もドルフィンズアリーナでの試合。迎え撃つのは富山グラウジーズだ。富山は前節信州ブレイブウォリアーズをホームで破り、連敗を「3」でストップ。第7節に続き大黒柱のジョシュア・スミスが欠場となったものの、4本の3ポイントシュートを沈めたコーディ・デンプス、15得点14リバウンドを挙げたブライス・ジョンソンを中心に各選手が役目を果たし、9点差で振り切った。

 富山はゾーンディフェンスを敷いてくる時間帯があるため、名古屋Dとしては3ポイントシュートの精度を上げて本来の得点力を取り戻したいところ。直近2試合で11分の3と精彩を欠く須田侑太郎の奮起に期待だ。

一方の富山は、信州戦に続き全員のハッスルが求められる。なかでも注目は飴谷由毅。193センチの高さと運動能力を生かして攻防を活性化させ、時には相手の司令塔・齋藤を封じる役目も担ってほしい。

 文=小沼克年

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
ファイサンバ
飴谷由毅
野﨑由之
ブライス・ジョンソン
コーディ・デンプス
水戸健史
浦野泰斗
松井啓十郎
上田隼輔
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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