2023.01.26
1月21日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第19節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダースと琉球ゴールデンキングスが対戦した。
中地区首位の川崎は藤井祐眞、マット・ジャニング、長谷川技、ジョーダン・ヒース、ニック・ファジーカスの5人が先発出場。西地区3位の琉球は岸本隆一、小野寺祥太、今村佳太、ジョシュ・ダンカン、ジャック・クーリーがスターティングファイブを務めた。
第1クォーターは川崎のペースで進んだ。序盤こそシュートが決まらない時間もあったが、ファジーカスのジャンプショット、ジャニングの3ポイントシュート、マイケル・ヤングジュニアの“3点プレー”で一気にリード。熊谷尚也がリバウンド争いで体を張れば、納見悠仁がスティールからの速攻でフリースローを獲得するなど、日本人選手も貢献し、17-11と6点のリードを奪った。
第2クォーターは琉球が岸本隆一、松脇圭志、牧隼利の3ポイントで点差を詰め寄ると、残り3分4秒に今村のジャンプショットで逆転。その後はリードが3度入れ替わる展開となり、川崎の1点リードでハーフタイムに突入した。
30-29で迎えた第3クォーター、川崎は長谷川、琉球は今村を中心に加点。すると、川崎が中盤からファジーカスの“3点プレー”、ヒースのダンクなどで連続得点を挙げ、残り2分56秒の時点で50-43と7点差まで広げた。
これ以上離されたくない琉球は、松脇の3ポイント、クーリーのジャンプショットで反撃。第4クォーターに入っても松脇やダンカンの得点で食らいつき、63-62と1点差でオフィシャルタイムアウトを迎えた。
オフィシャルタイムアウト明け、川崎はヒースが豪快なブロックを見せると、ジャニングが連続で3ポイントを突き刺すなど、試合終了残り2分17秒に71-65。終盤はミスが続き、同9秒に1点差まで詰め寄られると、75-72で迎えた最後の相手オフェンスで岸本に同点の3ポイントを決められた。ショットクロックは残り0.6秒。川崎はシュートを放つことができず、試合は75-75でオーバータイムに突入した。
延長戦では琉球が岸本の3ポイントなどで開始から5-0のラン。ファジーカスに得点を許したものの、岸本が再び3ポイントを突き刺すと、今村が試合を決定づける3ポイントを射抜き、琉球が最終スコア82-93で勝利を収めた。
琉球は岸本が6本の3ポイントを含む26得点の活躍。アレン・ダーラムが19得点、今村が13得点、ダンカンが12得点8リバウンド、クーリーが9得点9リバウンドをマークした。
一方、川崎はファジーカスが27得点8リバウンド、ジャニングが24得点、ヤングジュニアが11得点を記録したものの、ターンオーバーが16個を数えた。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 82-93 琉球ゴールデンキングス
川崎|17|13|25|20|7|=82
琉球|11|18|21|25|18|=93
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