“海賊“の一員に！…波に乗っている横浜ビー・コルセアーズの「ビーコルトークン」とは？

　3月15日にホームで迎えた神奈川ダービーで、川崎ブレイブサンダースを3点差で下して現在中地区首位に位置づけている横浜ビー・コルセアーズ（成績は3月16日時点）。今シーズンのチームは、クラブ初の天皇杯ベスト4進出を果たすなどクラブ史上でも大きく躍進を続けている。

　そんなクラブは、2021年の8月から新たなファンサービスの一環として、FiNANCiEのサービスを導入し、トークンを発行している。今回はこれまでのFiNANCiEでの取り組みの振り返りや、一昨年に続き実施する、ホームゲームでのイベントに参加できる「B-COR TOKEN EVENT」についてクラブ担当者の石川さんに話を伺った。

ーーまずは2021年から導入しているトークンについて、導入の経緯をお聞かせいただけますでしょうか。

　コロナ禍で制限が続く厳しい状況のなか、新たな資金やコミュニティが必要となりました。そこで、価格が変動し売買できるトークンの運用や、ファンコミュニティの活動をより活性化させるプラットフォームサービスとして期待されているFiNANCiEに注目しました。最終的に、新しいコミュニティを立ち上げて「ブースターの皆さんと一緒にチームを作り上げたい」という思いが導入の決め手になりました。

※参考：https://www.bleague.jp/new-bleague/regulation/

前回のトークンデーで実施した「開場前リハーサル見学」実施風景［写真］＝横浜ビー・コルセアーズ

ーートークンを活用した施策について、感想や手応えはいかがですか？

　私自身は、FiNANCiEの運営に昨年シーズンから関わっています。2021－22シーズンに実施したスペシャルデーで初めてFiNANCiEを知りました。スペシャルデーの取り組みでは、試合の運営や演出に携われるなど、特別な経験を提供できる企画はいいなと思いました。試合の会場演出リハーサルへトークンホルダーの方に参加してもらうという企画を実施しましたが、皆さんの表情を見ていても、満足していただけていると感じることができました。また、毎日のようにチームに対する思いや声援を投稿してくれる方がいたり、コミュニティ内でも私のあだ名をつけてもらったりと、チームのことが大好きで熱く応援してくれる方が多く、日々ありがたく感じています。

ーーちなみに、石川さんにとって印象に残っている企画はありますか？

　2つ印象に残っている企画がありますね。1つ目は、河村勇輝選手ALL-STAR応援企画ということで、今年の「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」に出場する河村選手の裏側の様子を、ビーコルトークンホルダーの皆さま限定で公開していました。当日帯同していたクラブカメラマンが撮影した写真をほぼタイムリーに随時公開していたのですが、河村選手のリラックスした表情がたくさん見られて大変好評だったので印象に残っています。

　2つ目は、昨シーズン実施したセンターサークルのデザイン候補を公開し、トークンホルダーの皆さんから意見や感想をいただいた企画が印象に残っています。本来、シーズン戦レギュラーシーズンのホーム開幕のタイミングで知るデザインを、限定された方だけが先に見ることができるという特別感は、この企画で強く感じていただけたのではないかと思います。

ーートークンホルダーのコミュニティとは別に、チームのファンクラブもありますが、それぞれどのような特徴があると感じていますか？

　チームを応援してくれているという意味では、両者に大きな違いはありません。ファンクラブは、チケットの先行販売や先行入場など、試合を見に来るお客さまがより観戦に紐づいた特典を受けることができます。一方FiNANCiEでは、運営に携わってチームを作り上げるなど、中長期的にチームをより良くしていきたい、ずっと応援していきたいという想いを持った方が集まるコミュニティになっていると思います。ファンクラブはシーズンごとに更新が必要ですが、FiNANCiEではトークンを持つことでチームをずっと応援できることが特徴だと思います。

ホームアリーナの横浜国際プール［写真］＝横浜ビー・コルセアーズ

ーーファンの方にもトークンが定着してきた感覚もあるのでしょうか。

　昨シーズンの試合でFiNANCiEブースを設けた際、トークンホルダーの方に意見や感想を直接お伺いすることができました。ただ、新しいファンの方に向けては、これから定着を目指していく段階にあると感じています。

ーー新たなトークンホルダー獲得に向けて、今後に向けたアイデアがあれば教えてください。

　FiNANCiEさんと今後の企画について色々と検討を進めていますが、その中で「NFTを使った新たな取り組み」と「ビーコルのコミュニティを活用した地域連携活動」というアイディアが出てきています。まだ検討を進めている段階ではありますが、クラブとしてもぜひ取り組んで行きたいと思っています。また、トークンの追加販売もそろそろ実施したいなとは考えていますのでぜひ今後の活動にも注目してもらえればと思います！

ーー3月22日のホームゲームではFiNANCiEのイベントが開催されますが、どのようなイベントを実施するのでしょうか。

　昨シーズンのイベントで好評だった、会場リハーサルの見学や選手入場の体験を実施するほか、普段は販売されていないVIPシートへの招待や、選手退場の花道に立っていただくイベントを引き続き実施していきます。そのほかにも、試合後にコート上で記念撮影をしていただいたり、通常なら見ることができない記者会見を見学していただき、選手へ直接質問するなどの取材体験をしていただきます。特に記者会見への参加はファンクラブのイベントでも過去に実施したことのないものとなるので、FiNANCiEビーコルトークンホルダー限定のイベントとなります。　

　また、試合当日には選手が描いたアートをNFT画像として来場者限定で配布する企画を実施いたします。こちらの企画はトークンをお持ちの方だけでなく、これから新たにFiNANCiEに登録される方も、参加するだけでトークンやNFT画像を保有することができます。NFT画像を保有している人だけが見れるコンテンツ（動画）もつけて配布を予定しているので、試合会場に来ていただき、ぜひ多くの方に参加してほしいと思います！

　今後クラブのオフィシャルサイトやFiNANCiEコミュニティ内で告知していきます。ぜひFiNANCiEのアカウント登録をして横浜ビー・コルセアーズをフォローしてコミュニティを覗いてみてください！

トークンを購入してコミュニティへの参加はコチラから：https://financie.jp/users/b_corsairs/cards

好調なチームは中地区の首位争いを繰り広げている［写真］＝横浜ビー・コルセアーズ

ーーチームはエース若き司令塔・河村勇輝選手の活躍もあり、好調なシーズンを送っています。最後に今シーズンの展望をお願いします。

　序盤こそ黒星が重なったものの、劇的な勝利を多く経験し、天皇杯では初のベスト4など快進撃が続いています。河村選手の活躍が注目されていますが、すべての選手・スタッフが力を発揮しているからこそ、チームがここまで強くなりました。後半戦はチャンピオンシップ出場に向けて、ブースターの方にも最後まで一緒に戦ってほしいです！

　また、現在FiNANCiEのコミュニティでは、河村勇輝選手の「B.LEAGUE モテ男 No.1決定戦2023」でのNo.1獲得を記念してNFTがもらえる企画も実施中！

▽詳細はコチラ：https://financie.jp/communities/123/rewards/799