2023.03.16

横浜BC、粘り強いチームディフェンスで川崎との大接戦を制し中地区首位に!

川崎を下した横浜BCが中地区首位に [写真]=B.LEAGUE
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 3月15日に横浜国際プールでB1リーグ第24節が行われ、勝率で24勝15敗と並ぶ横浜ビー・コルセアーズ川崎ブレイブサンダースとの中地区首位攻防戦を戦った。

 前節の信州ブレイブウォリアーズ戦に勝利し、さらに波に乗りたい横浜BCは開始から河村勇輝デビン・オリバーチャールズ・ジャクソンらが効率良く得点していくが、川崎も負けじとニック・ファジーカスや復帰してから好調のマット・ジャニングの3ポイントなどで両チーム点の取り合いが続く。両チームともベンチから出てきた選手の3ポイントシュートなどもあり、28-24と横浜が4点リードで第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは篠山竜青増田啓介、ファジーカスらの活躍で同点にされるも、ディフェンスの強度を上げて川崎のターンオーバーを誘発、そこで好調の森川正明が3ポイントシュートを決めたりと流れを譲らず、46-44と2点リードで試合を折り返した。

 前半わずかターンオーバー2つだったが、第3クォーター立て続けにミスが続き川崎に逆転を許す展開に。だが苦しいところで河村が3ポイントを沈め、再びチームディフェンスで巻き返し、64-67とリードのまま最終クォーターへ。

 第4クォーターも、両チーム譲らぬディフェンスで5分を切っても1点差が続く。終盤まで激しいリードチェンジのなか、河村が勝負どころで3ポイント、フリースローを沈めれば、チーム全員で川崎の連続攻撃をしのぎ81-78で勝利。この結果、横浜BCが中地区首位に立った。なおこの試合でジャクソンは、ディフェンスリバウンド通算1000本を達成。そのジャクソンが17得点11リバウンド、河村が24得点10アシストと2名がダブルダブルを達成した。一方川崎はファジーカスの18得点を筆頭に4名が2ケタ得点をマークするも、最後の場面でシュートがリングを叩いたのが痛かった。

■試合結果
横浜ビー・コルセアーズ 81-78 川崎ブレイブサンダース
横浜BC|28|18|18|17|=81
川  崎|24|20|23|11|=78

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