【横浜BCvs川崎】中地区首位対決第2弾…川崎の3ポイントシュートを横浜BCはどう防ぐか

■横浜ビー・コルセアーズvs川崎ブレイブサンダース（＠横浜国際プール）
3月15日19時5分

　川崎ブレイブサンダースと同勝率で中地区首位争いを演じている横浜ビー・コルセアーズ。中断期間明けの信州ブレイブウォリアーズ戦は競った展開になったが、32得点をマークした河村勇輝の活躍などで勝利し、いい形でシーズン終盤戦に突入した。森川正明が第16節以来の2ケタ得点、大庭岳輝が第9節以来の出場と明るい話題も多く、地区首位奪回に向けてムードは高まっている。そして、今節はその川崎との直接対決だ。

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　その川崎も前節は勝利を収め、地区首位をキープ。立ち上がりから着実に点差を広げ、第3クォーターまでに25点差をつけて新潟アルビレックスBBを一蹴した。相手のターンオーバーが9個しかない点や、第4クォーターに点差を縮められたことにはやや課題も残るが、全体的には危なげなく試合を進め、まずまずの出来と言っていい。チャンピオンシップに向けた残り試合のうち、今節と次節の群馬クレインサンダーズ戦は特に大きな意味持つことになりそうだ。

　第8節の対戦では、勢いのつき始めた横浜BCに対して川崎が実に38点もの大差をつける圧勝。川崎にとっては、それまでスランプに陥っていた3ポイントシュートが復調するきっかけにもなった。その試合を欠場したマット・ジャニングが戻っており、横浜BCがニック・ファジーカスなども含めた川崎のアウトサイドシュートをどこまでケアするか、青木勇人ヘッドコーチの戦略が大きなカギを握ることになりそうだ。

文＝吉川哲彦

■ロスター
・横浜BC（HC：青木勇人）
パトリック・アウダ
 河村勇輝
 赤穂雷太
 森川正明
 チャールズ・ジャクソン
 大庭岳輝
 デビン・オリバー
 森井健太
 キング開
 松崎裕樹
 須藤昂矢
 平岡勇人 ※ユース育成特別枠
エドワード・モリス