2023.03.03

5年後の新本拠地誕生へ…篠山竜青が決意「今の夢は新アリーナでプレーすること」

選手を代表して新プロジェクトの発表記者会見に登壇した川崎ブレイブサンダースの篠山(左) [写真]=バスケットボールキング
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 川崎ブレイブサンダースと株式会社ディー・エヌ・エーは3月3日、川崎におけるアリーナ建設に関わる新プロジェクト『川崎新! アリーナシティ・プロジェクト』の発表記者会見を開催。選手を代表して篠山竜青が登壇した。

 篠山は「本当にビックリして。ついにこのようなアリーナが川崎にもできるんだという気持ちになりました」と、新本拠地設立を聞いた時の心境について言及。「見に来てくれるファンの皆さん、お客さんにとって、多くの喜びを与えられる場所になると思います。僕たち選手にとっても、ここでプレーできることに喜びを感じ、夢を叶えるような場所になると思います」と続け、自身の少年時代を回顧した。

「自分自身がバスケットボールを始め、何者でもないバスケットボール少年だった頃、練習や試合をしながら、将来はいつか、たくさんのお客さんを前に、カッコいい演出があり、暗転や光の演出がある環境でプレーしたいというのが夢でした」

 2016年の開幕から7シーズン目を迎え、Bリーグ、プロバスケットボール選手は子どもたちにとって憧れになりつつある。

「(バスケットボールをプレーする子どもたちは)Bリーグができたことで、モチベーションが高まっていると思います。さらに、大きくて、演出やカッコ良さも世界屈指のアリーナができることで、夢が明確になる。いつかこのアリーナで、このユニフォームを着てプレーしたいと思う子どもたちがたくさん出てきてくれると思います」

 現在34歳の篠山は、40歳で新アリーナ開業の2028年10月を迎えることになる。「発表を聞いて、今の夢は新しいアリーナでユニフォームを着てプレーすることだと明確に決まりました」と明かし、「これからもたくさんの夢や希望、未来を与えられるようなプロスポーツ選手として、クラブも、選手一人ひとりも発展して、成長していけるように頑張ります。たくさんのご協力をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

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