Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
12月9日、『ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME』にファン投票で選ばれた選手たちの会見が行われた。
6大会連続6回目の選出となり、B.BLACKのスターティングファイブを務める篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)は、「ケガやコロナの影響もあって、ここ数年は実際にオールスターでプレーできていないので、今シーズンはしっかりと楽しめるようにしたいです。改めて、投票してくださった人たちに感謝を伝えたいと思います」とファンへの感謝の気持ちを伝えた。
通常の試合に比べ、勝敗よりもエンターテインメント性の強いオールスターゲームについての意気込みを聞かれると、「自分自身でもそうですし、周りからの期待もそうだと思うのですが、“ただでは入場しない”というのが、川崎勢に課せられた使命だと思っています」と篠山ならではのコメント。「エンターテインメントを提供したい」と強い責任感を示した。
過去最多得票を獲得し、ガードコンビを組むこととなった河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)については「次のBリーグの顔になる選手の一人だと思う」と太鼓判を押し、「彼とプレーできるのはすごく楽しみですし、展開の早い、中だるみの少ない試合をお届けできるような気がしています」と語った。
オールスターゲームは華々しさの反面、公式戦のように激しいプレーが少ないため、“中だるみ”を懸念する篠山は、「試合の強度を上げきれないのは、スケジュールやケガのリスクなどいろんな要因があると思いますし、もしかしたら選出方法から改めないといけない部分もあるかもしれないです」と独自の視点を示すと、「最低限のディフェンスの強度をもう少し高く保てた方が、見ている側も楽しめるのかなと常々思っています」とファンの目線に立った考えを明かした。
また、今回のオールスターでは、過去に川崎でチームメートだった大塚裕土(アルティーリ千葉)が『On Fire投票 byバスケットLIVE』により3大会ぶり4回目の出場を決めた。元川崎勢の参戦とあり、「裕土さんにはお世話になりましたし、すごくうれしいですね。北海道のオールスターのときに一緒に出られるはずだったんですけど、自分がケガをしてしまったので、僕と藤井(祐眞/川崎)と裕土さんで同時にコートに立つ時間があればうれしいなと思います」と心境を語りつつ、「川崎にいたときのスピリットが残っていれば、何も言わずに何かしらやってくれると思っています」とエンタメ部分でも大塚に期待を寄せた。
「ドットエスティ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023 IN MITO」は2023年1月13日、14日にアダストリアみとアリーナで開催される。川崎勢がどのように会場を盛り上げるのか、当日は篠山から目が離せない。