2023.03.27

滋賀が残留に向けて大きな3連勝、テーブス海は「残りの試合にすべて勝つ気持ちで…」

21得点9アシストとチームをけん引したテーブス[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 3月26日、各地でB1リーグ第27節が行われ、滋賀レイクスサンロッカーズ渋谷とホームで対戦。試合後のコメントをクラブが公式ホームページで伝えている。

 第1戦に93-87で勝利した滋賀は、第2戦でテーブス海が21得点5リバウンド9アシストとチームをけん引すると、ケルヴィン・マーティンが18得点10リバウンド、キーファー・ラベナが15得点10リバウンド5アシスト、イヴァン・ブバが14得点7リバウンド、デクアン・ジョーンズが10得点8リバウンドを挙げ、滋賀が93-68で3連勝を飾った。

 直近の5試合で4勝を挙げている滋賀のダビー・ゴメスヘッドコーチは、「チーム全員が何をしなければならないのか、勝ちに繋げるために何が必要なのか、ここ数試合でやっとつかむことができたと思っています。信じること、ファイトする精神やリスペクトを持って戦うというところが今までは言葉だけでしたが、ここ数試合はコート上で見せることができていると思っています」と好調の要因を語った。

 また、B1残留に向けてのコメントを求められると、「自分たちの頭の中に“残留”という言葉があってはならないと思っています。滋賀はB1のチームであるということ、これがスタートです。それを踏まえた上で、毎試合どのようにアプローチしていくかが重要です」と力強い言葉を残した。

テーブスとのバックコートコンビとしてチームを支えたラベナ[写真]=B.LEAGUE

 躍動したテーブスは、「初めての快勝で、チームにとって本当に大きな意味を持つ試合になりました」と試合を振り返ると、3連勝の要因については「ブバも戻ってきてケガ人がいない状況で試合に臨むことができているのは大きいですし、ダビーHCになってからのハイテンポのバスケットは若いチームに合っていると思います。HCが言っていることを選手全員が信じて、今は自分たちのアイデンティティを理解してプレーしているので、そこが連勝に繋がったと感じています」と話した。

 さらに、残留に向けては、「ここで安心せず、残りの試合にすべて勝つという気持ちで臨みたいです。この先に必ず波があると思うので、慌てずチームをまとめていって積極的に攻めていきたいなと思っています」と意気込んだ。

 7得点7リバウンドをマークした杉浦佑成は、「これまでも勝率の割にチームの雰囲気は悪くありませんでしたが、そこに勝利がついてきたことでさらに良くなっていますし、選手間のコミュニケーションがより増えたのは感じています。この先も一試合一試合にフォーカスしてハングリーに戦って、いい雰囲気のまま僕らの目標をつかみ取りたいと思っています」と語り、現在のチーム状況に手応えを感じている様子。

 また、キャプテンのラベナは「今、自分たちのマインドセットは大きく変わっていて、毎試合が最後の試合というような気持ちで戦うことができています」と語り、「次は強豪との対戦になりますが、ブースターの皆さまのサポートがあれば勝てない相手ではないと思いますし、自分たちは勝つために全力を出して戦っていくので、来週も応援してください!」とファンへメッセージを送った。

 第2節のホーム開幕戦(10月8日・9日の新潟アルビレックスBB戦)以来の土日開催での連勝を収めた滋賀は次節、4月1日・2日に横浜ビー・コルセアーズとホームでの対戦に挑む。

滋賀レイクスの関連記事

B1の関連記事