2024.06.15
5月17日、川崎ブレイブサンダースはベテランシューターのマット・ジャニングとの契約が満了となったことを発表した。なお、同選手は自由交渉選手リストに公示される。
現在34歳のジャニングは、196センチ90キロのシューティングガード。2021年に川崎に加入すると、そこから2シーズンの間、ピュアシューターとして幾度も川崎の窮地を救う活躍を見せてきた。22-23シーズンはケガに悩まされながらも24試合に出場。そのうち16試合には先発し、1試合平均12.7得点を挙げていた。
退団に際し、ジャニングは「川崎ブレイブサンダースのクラブ、ファンに最高の2シーズンを過ごせたことを感謝したいです。天皇杯優勝とリーグ戦の数々の勝利はこの先も記憶に残っていくと思います。川崎のファンの前でプレーできたことは至福の時間でした」とコメント。
北卓也ゼネラルマネージャーは「2シーズンという短い期間でしたが、ジャニング選手がオンコート、オフコート問わずチームのためにハードワークしてくれたことに心から感謝しています。世界を渡り歩き培った経験を惜しみなく選手たちに伝授し、数々のタイトルを手にしてきた『勝ち方』を知る選手として、タイトルや勝利がかかった苦しい時間帯での素晴らしいパフォーマンスに惜しみない賞賛を贈りたいと思います。また入り出したら止まらない弧を描く3Pシュートの美しさは見事でした」と感謝を述べた。
続けて、「今シーズンについては、開幕戦での負傷からの復帰が長引き、シーズン終盤で再度負傷してしまうという不運が続き本人も苦しかったと思いますが、終盤戦からチャンピオンシップにかけてプレーできずともベンチに入り、キャプテンシーを発揮し常に選手たちを勇気づけ、励ましてくれました。ジャニング選手の今後の活躍を心から祈っています」とクラブを通じて語った。
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