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6月15日、川崎ブレイブサンダースで2シーズンをプレーしたマット・ジャニングが現役を引退すると自身のXで発表した。
アメリカ出身で現在35歳の同選手は、196センチ90キロのシューティングガード。NCAAディビジョン1のノースイースタン大学で4年間を過ごし、その後はNBA Gリーグやイタリア、スペインなどのクラブに所属してきた。2021年には川崎と契約し、2年目の2022-23シーズンは1試合平均12.7得点2.7リバウンド3.1アシストをマークした。
2022-23シーズンには右大腿二頭筋肉離れ、左大腿二頭筋肉離れとケガが続き、レギュラーシーズンは24試合の出場に限られたジャニング。シーズン終了後に自由交渉選手リストへと公示され、2023-24シーズンは無所属のまま終えることとなった。
ジャニングはこれまで所属してきたチームを列挙したポストに、感謝のメッセージを伝えた動画を添付。「やあ、みんな。今日はビデオを撮ろうと思う。僕はバスケットボールから引退することを決めた」と語り始め、自身を支えてくれた両親や兄弟、そして妻や子供たちにメッセージをつづった。
Thank You 🏀!
Watertown-Mayer HS
Northeastern University 🐾
Phoenix Suns ☀️
Maine Red Claws 🦞
RGV Vipers🐍
Casale🇮🇹
Siena🇮🇹
Cibona 🇭🇷
Anadolu Efes🇹🇷
Denver Nuggets ⚒️
Happen Jerusalem🇮🇱
Lokomotiv Kuban 🇷🇺
Baskonia 🇪🇸
Georgian National Team 🇬🇪
Manresa🇪🇸
Kawasaki Brave Thunders🇯🇵 pic.twitter.com/nJTmZvScz1— Matt Janning (@mjanning23) June 14, 2024
続けて、ジャニングは「ノースイースタン大学で出会った多くの人々に感謝を。彼らは僕が大学でバスケットボールをプレーする一生に一度のチャンスを与えてくれました」と大学時代を回想。大学でのコーチや選手たち、キャンパスで得た友人など、さまざまな“縁”に感謝を伝えた。
これまでプレーしてきたプロチームにも思いをはせながら、ジャニングはメディカルチームへの感謝も忘れない。「各クラブのドクターにトレーニングスタッフ。毎晩プレーできるように体を整えてくれて、本当に感謝してもしきれない。君たちは素晴らしい人間だ」。
最後に、「アメリカ、ヨーロッパ、アジアのファンの皆さん。君たちは僕のキャリアを通して、ノンストップでサポートしてくれた。信じられないほど素晴らしいサポートだった。行きたいところに行けるキャリアだったと思うよ」と、ジャニングは自身を応援してくれたファンに向けて気持ちを言葉にした。
「バスケットボールという競技にお別れをするときだ。みんな、どうもありがとう」