2023.09.28

“バスケW杯効果”でBリーグの人気急上昇…会員登録317%、チケット購入201%増

日本代表でも活躍した横浜BC・河村勇輝はBリーグ検索ナンバーワン[写真]=伊藤大允
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 Bリーグは9月28日、日本代表が活躍した「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」による国内バスケ界の盛り上がりを表すデータを公表した。

 ワールドカップ後と昨年を比較したリーグの情報によると、Bリーグ公式サイトに訪れた新規ユーザー数は脅威の560.24パーセント増加。日本代表で活躍した河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)と比江島慎宇都宮ブレックス)が検索サイトにおける表示回数のトップ2に入ったという。

 また、チケット購入に必要な「B.LEAGUE ID」の登録者数は317パーセント、チケット購入枚数は201パーセントと、いずれも倍増以上と絶好調。新規会員登録者の男女比は10代から50代まで女性の割合が多く、特に19~22歳の年代では女性が68.4パーセント、23~29歳も女性が68.2パーセントを占めているとのこと。

 すでにチケットが完売しているカードもあるなか、10月15日(日)に代々木第一体育館で行われるアルバルク東京vs宇都宮ブレックスなど、日本代表選手が所属するクラブの試合は人気で、週末だけでなく平日開催の試合もチケットの売れ行きが好調だという。

 Bリーグの2023―24シーズンは、B1、B2ともに10月5日に開幕。日本各地で同9日にかけて第1節が行われ、2024年5月初旬までレギュラーシーズンが繰り広げられる。

■ ワールドカップ日本代表選手の所属チーム
比江島慎(B1東地区/宇都宮ブレックス
富樫勇樹(B1東地区/千葉ジェッツ
原修太(B1東地区/千葉ジェッツ
吉井裕鷹(B1東地区/アルバルク東京
ジョシュ・ホーキンソン(B1中地区/サンロッカーズ渋谷
河村勇輝(B1中地区/横浜ビー・コルセアーズ
西田優大(B1中地区/シーホース三河
馬場雄大(B1西地区/長崎ヴェルカ
井上宗一郎(B2東地区/越谷アルファーズ
川真田紘也(B2西地区/滋賀レイクス
渡邊雄太(NBAフェニックス・サンズ)
富永啓生(ネブラスカ大学)

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