2025.10.03
10月18日、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」第4節が行われ、アルバルク東京はホームのTOYOTA ARENA TOKYOで茨城ロボッツと対戦。81-68で快勝を収め、リーグ戦2連勝を果たした。
この勝利の大きな原動力となったのが、開幕から負傷離脱していたテーブス海とライアン・ロシターの復帰だ。チームの核となる2人がコートに戻り、攻守両面でチームに絶大なエネルギーをもたらした。デイニアス・アドマイティスヘッドコーチは試合後、クラブ公式サイトを通じてコメントを発表。「海が復帰し、ライアンもローテーションに戻ってきたことで、試合開始から交代後もずっと高いエナジーを維持できました。これは我々にとって非常に良い兆候だった」と、2人の復帰がもたらした効果を高く評価した。
テーブスは復帰初戦から先発出場を果たし、15分59秒のプレータイムで13得点2アシストと躍動。「まずしっかりコンディションを整えて、コートに戻れたことは非常にうれしいです。シンプルにやっぱりバスケットができたことが、嬉しくてしょうがないです」と、プレーできる喜びを爆発させた。
自身の不在時、苦しい状況でチームを支え続けた仲間たちへの想いも口にした。「もう本当に苦しいっていうのを分かりながらも、1試合1試合みんなができる限りのこと全てをやってくれていました。それでもなかなか結果がついてこなかったので、見ている自分たちも申し訳ないという気持ちがありました」と、チームメートへの感謝とリスペクトを語った。
その一方でポジティブな手応えも感じていたようで、「いろいろな選手がスタートで出たり、プレータイムも増えましたし、これは絶対チームのためにいい経験になる」とコメント。「残念ながらリーグでは4連敗になりましたが、それも次に繋がっていくと思っていたので、そこまで結果に落ち込むことはしなかったです」と話し、目の前の勝敗だけでなく、その先にあるチームの成長を見据えていたことをうかがわせた。
離脱期間中はロシターと共にベンチ裏で戦況を見守っていたというテーブス。「コンディション不良になる前までは本当に新しいアルバルクのバスケットの展開も結構見えてきていたので、そのタイミングで離脱してしまったのが非常に悔しい」と語りつつも、「これで2人とも戻って、これからブランドン(・デイヴィス)と(中村)浩陸も加わりますが、本当に新しいアルバルクのバスケットが見せられると思います」と、完全体となるチームへの自信をのぞかせた。
同じく今シーズン初出場となったロシターも、攻守にわたって存在感を発揮。「ケガから復帰しての初戦だったから、勝ててとてもうれしいです。チームメートと一緒にコートでプレーできて最高でした」と、復帰戦の勝利を喜んだ。
さらに、ロシターはこの試合でBリーグ以前の記録を含むトップリーグ個人通算10,000得点(B1・NBL)という偉大な記録を達成。「個人的な記録にはあまりこだわらないですが、長いキャリアをこうして振り返るのはいつもうれしいことです。これからもまだたくさん得点できるはずですし、さらに続けていきたいです」と、金字塔達成についてコメントした。
リーグ4連敗と苦しい序盤戦を強いられていたA東京だが、攻守の要である2人が戻ってきたことで、チームは本来の姿を取り戻しつつある。ここからの巻き返しに大きな期待がかかる。
2025.10.03
2025.09.26
2025.09.23
2025.09.14
2025.09.09
2025.09.02
2025.10.23
2025.10.23
2025.10.22
2025.10.18
2025.10.17
2025.10.11
2025.10.19
2025.10.19
2025.10.19
2025.10.19
2025.10.19
2025.10.19