2020.09.04

香川ファイブアローズが「決死の決断」…今季ホーム戦チケットを「全席自由席、全席1,000円」で販売

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 9月4日、香川ファイブアローズは2020-21シーズンにおけるホーム試合の観戦チケットをコロナ禍における「特別対応」と位置づけ、『全席自由席』とし、試合観戦チケットの価格を『全席1,000円』で販売すると発表した。

 香川は今回の取り組みを実施するに至った理由を、「日頃から当クラブを支えてくださっている地元・香川県民の皆さま、ファンの皆さまへの恩返し」と説明。同クラブは昨シーズンの試合中止の影響で存続危機に陥ったが、今年4月から5月にかけて実施したクラウドファンディングで1,000万円の支援を得て、これを乗り越えていた。

 クラブを運営する株式会社ファイブアローズの藤田秀彰代表取締役は、今回の発表に際して「暗雲が立ち込み、まだまだ先行きの見えない今だからこそ、バスケットボールの力で、これまでたくさんの声援やサポートを通じて支えてくださったファンの皆さまや地元・香川県に『勇気・元気』を届けたいと強く思っております」とコメント。

 それを実現するために決断したのが、「全席自由席、全席1,000円」であり、藤田代表取締役は「クラブ一丸となり、選手一人一人がこれまで以上の最高のプレーを実現し、より多くの皆さまにバスケットボールの熱狂をお届けしていければと思っています。皆さまのご来場をお待ちしております。共に、前へ」とファン・ブースターにメッセージを送っている。

 なお、2F自由席ジュニア(15歳以下)は500円で販売。また、一部の座席は自由席チケットを購入後に追加で1,000円を払うことで、座席の予約をすることも可能とのこと。販売は「Bリーグチケット」利用した販売のみとなる。


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