2026.08.10
現地時間8月9日。ゴールデンステイト・ウォリアーズが、約11シーズン指揮を執ったドン・ネルソンが86歳で逝去したことを発表した。
ネルソンは現役時代にフォワードとして14シーズンをプレーし、ボストン・セルティックスで5度の優勝に貢献。その後、計4つのNBAチームで約31シーズンも指揮官を務め上げ、NBA歴代2位のレギュラーシーズン通算1335勝(1063敗/勝率55.7パーセント)をマーク。
指揮官としてリーグ制覇を果たすことこそできなかったが、ネルソンはウォリアーズで1990年代序盤に“Run TMC”を中心としたアップテンポなオフェンスを展開。ティム・ハーダウェイ(Tim Hardaway)、ミッチ・リッチモンド(Mitch Richmond)、クリス・マリン(Chris Mullin)を起用して強烈なインパクトを与えた。
ネルソンはミルウォーキー・バックス、ウォリアーズ、そしてダラス・マーベリックスで指揮官だけでなくゼネラルマネージャー(GM)も務めていて、1998年のドラフトでは当日に1巡目6位で指名したロバート・トレイラーをバックスへ放出し、パット・ギャリティと9位指名のダーク・ノビツキーを獲得。
キャリア最初の約7シーズン、ネルソンの下でプレーしたノビツキーは、ソーシャルメディアへこう綴っていた。
「ネリー…、あなたは私をドラフトで指名(実際にはトレードで獲得)しただけではありません。私のことを信じ、私自身が自分の可能性に気づく前に、私の才能を見抜いてくれていました。
これまで何度も言ってきましたが、これからも言い続けます。最初のコーチとしてあなたに出会い、自分のスタイルでプレーする自由を与えてもらえなければ、私のキャリアはこれほど素晴らしいものにはならなかったでしょう。ただただ、感謝の言葉しかありません。すべてに感謝しています。安らかにお眠りください、レジェンド」
ウォリアーズでは2009年のドラフトでステフィン・カリーを指名するようにフロントへプッシュし、カリーのルーキーシーズンに共闘。リリースの中で、カリーは「彼はルーキーを好まないことで知られていましたが、初日から私へ高い要求を突きつけて、コート上でベストな自分を発揮する機会を与えてくれました。共に過ごした1シーズンで多くのことを学び、ミネソタで彼がNBA史上最多勝コーチになった夜のことは決して忘れません。私たちはみんな、彼の偉業を心から喜びました」と述べている。
ネルソンはノビツキーとカリーをはじめ、多くの選手たちへ影響を与えてきた。指揮官やGMとして残した実績もさることながら、選手たちとの関係においても、彼らのキャリアを好転させるほどのインパクトを残してきたと言えるだろう。
2026.08.10
2026.08.10
2026.08.10
2026.08.09
2026.08.09
2026.08.09