2022.03.31

ライジングゼファー福岡、梅嵜英毅HCと契約解除「成績不振を重く受け止め判断した」

福岡が梅嵜英毅ヘッドコーチと契約解除[写真]=B.LEAGUE
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 ライジングゼファー福岡は30日、梅嵜英毅ヘッドコーチと双方合意のもと契約を解除したと発表した。残り試合は吉永大器アシスタントコーチがHC代行として指揮を執るという。

 地元・福岡県出身で現在57歳の梅嵜氏は、1989年に日立那珂(現・日立ハイテクノロジーズ)でコーチングキャリアを開始。女子日本代表のアシスタントコーチや山梨学院大学のHCなどを歴任し、2019年から指揮したENEOSサンフラワーズでは皇后杯で2度の優勝に導いた。

 昨シーズン限りでENEOSのHCを退任し、今シーズンから福岡の指揮官に就任していたが、ここまで18勝28敗で西地区6位に低迷していた。

 福岡の相川倉一ゼネラルマネージャーは、「40勝という目標に対し、現在18勝28敗という苦境に陥っており、クラブとしてこの成績不振を重く受け止めた上で今回の決断に至りました」と契約解除に至った理由を説明。そして、「コロナ禍という厳しい状況の中でチーム作りが思うようにいかない中でも、真摯に我慢強くチームを指揮してくれたことに対して、感謝の気持ちと敬意を表したいと思います」と語った。

 また、梅嵜氏は退団にあたり「ブースターの皆さんの期待に応えることができず本当に申し訳ありませんでした。これからのライジングゼファーフクオカのご活躍を期待しております。またどこかで皆様とお会いできるのを楽しみにしております」とコメントした。

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