2024.01.04

B3の金沢武士団、6日から開催予定の敵地2連戦が中止決定…地震の影響を考慮

B3リーグが豊田合成vs金沢の中止を発表
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 B3リーグは1月4日、第13節に予定されていた豊田合成スコーピオンズvs金沢武士団の中止を発表した。

 同カードは6日、7日の2日間、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館で開催される予定だったが、「令和6年能登半島地震の影響で、金沢武士団の選手・スタッフが、試合を行える状況でないため。石川県七尾市を拠点としている当該クラブの選手・スタッフは、居住場所の倒壊や断水等の影響を受けており、練習環境はもちろんのこと生活環境を整えることが難しい状況」を理由に中止が決定した。

 金沢も“重要なお知らせ”として試合中止のリリースを発表。クラブの現状について、次のようにコメントした。

「当クラブの事務所ならびに各選手・スタッフの自宅も被災しており、幸いにも年末年始で帰省していた者も多かったことから怪我や人命に関わる被害はなかったものの、地域の皆様にも支えて頂きながら少しでも早く通常の生活に戻れるよう過ごしております。しかしながら、現在練習拠点である七尾市は大地震直後から断水が続いており、田鶴浜体育館にも数多くの住民の皆様が避難され、日に何度も余震があるなど、まだまだ予断の許さない状況であります」

「取り急ぎ1月3日までに選手・スタッフの避難を行い、体調・心のケアを行うとともに、事務所の片づけ、地域での炊き出しなど当クラブとしてできることから順次始めております。専門家からの情報でも有りましたが国内の内陸地震の強さの歴史上2番目で有り、直接の揺れで亡くなられた規模も東日本震災、阪神淡路震災に次ぐ悲惨さとの事から二次的、震災関連死を防ぐべく金沢武士団スタッフは地域と寄り添っていきたいと思います」

「地域の皆様もご自身が大変な中、当クラブのことを気にかけ、顔を合わせて無事を確認できては力いっぱい抱きしめて頂き、地域が一丸となって支え合い困難に立ち向かう姿に、より一層この地域が大好きになりました」

「がんばろう石川!!がんばろう能登!!」

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