2024.01.02

Bリーグ島田チェアマンが声明を発表「被災地域での開催可否は慎重に判断」球宴は開催予定

Bリーグの島田慎二チェアマン[写真]=B.LEAGUE
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 能登半島地震から一夜明けた1月2日、Bリーグの島田慎二チェアマンがリーグ公式サイトを通じてコメントを発表し、今後のリーグ戦開催方針について説明した。

 島田チェアマンは「B.LEAGUE(B1、B2)およびB3リーグはシーズン中であり、年始も多くの試合が予定されております。発生直後でまだ余震が続くなど予断を許さない状況が続いており、詳細な被害状況も把握できておりません。そのため、被災地域でのリーグ戦の開催可否は慎重に判断し、決定次第ご案内させていただきます」と説明。

 来週12日から14日にかけては、沖縄アリーナでオールスターの開催が予定されているが、「被災地域以外でのリーグ戦及び『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA』は予定通り開催する方向で準備を進めると共に、試合会場での募金活動を速やかに実施いたします」と活動方針を示した。

 また、「現在、被災クラブと継続して連絡を取り合い、正確な情報把握に努めております。B.LEAGUEおよびB3リーグは、今後もできる限りの支援活動を行う所存です」としている。

 特に揺れが大きかったとされている地域に本拠地を構えるB1の富山グラウジーズ、B2の新潟アルビレックスBB、B3の福井ブローウィンズ、金沢武士団は、いずれも1日夕方にクラブ関係者の全員の無事を確認したと発表。

 1日夜の琉球ゴールデンキングスvs仙台89ERSは、直接的な地震の影響がなかったことから予定通り開催されていたが、今週末の6日と7日には富山市総合体育館でB1の富山グラウジーズvs横浜ビー・コルセアーズ、福井県営体育館でB3の福井ブローウィンズvs徳島ガンバロウズの試合が開催される予定。今後あらためて試合開催の可否についてリーグより情報が発信される。

■ 島田慎二チェアマンの声明文

昨日発生いたしました令和6年能登半島地震により、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、全力を挙げて救助活動に携われている皆様のご尽力に対し、御礼申し上げます。

B.LEAGUEおよびB3リーグはシーズン中であり、年始も多くの試合が予定されております。発生直後でまだ余震が続くなど予断を許さない状況が続いており、詳細な被害状況も把握できておりません。そのため、被災地域でのリーグ戦の開催可否は慎重に判断し、決定次第ご案内させていただきます。

また、被災地域以外でのリーグ戦及びB.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWAは予定通り開催する方向で準備を進めると共に、試合会場での募金活動を速やかに実施いたします。

現在、被災クラブと継続して連絡を取り合い、正確な情報把握に努めております。B.LEAGUEおよびB3リーグは、今後もできる限りの支援活動を行う所存です。

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