2024.01.09

金沢武士団、2節連続で中止に…練習再開やリーグ戦参戦は「慎重に検討」

B3リーグが香川vs金沢の中止を発表
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 B3リーグは1月9日、第14節に予定されていた香川ファイブアローズvs金沢武士団の中止を発表した。

 同カードは11日、12日の2日間、香川県の三豊市総合体育館で開催される予定だったが、「令和6年能登半島地震の影響で、金沢武士団の選手・スタッフが、試合を行える状況でないため。石川県七尾市を拠点としている当該クラブの選手・スタッフは、居住場所の倒壊や断水等の影響を受けており、練習環境はもちろんのこと生活環境を整えることがいまだに難しい状況」を理由に中止が決定。金沢は第13節に続き、2節連続で試合が中止となった。

 金沢も試合中止のリリースを発表。「練習会場ならびに選手・スタッフの居住地である七尾市では、全国から駆け付けてくださった皆様により復興作業が始まっており、共に被災した住民の皆様からも『早く金沢武士団にバスケットが出来る様にしてあげたい』と言って頂き、感謝の念に堪えません」と報告した上で、次のように続けた。

「しかしながら、まだまだインフラを始め復興作業は始まったばかりであり、当クラブでは、現状を鑑みてまず復興支援活動を中心に選手・スタッフの安全と健康に加えて、メンタルケアに取り組み、練習の再開時期およびリーグ戦への参戦時期を慎重に検討しております。皆様から日々届く温かいメッセージは私たちの励みとなっており、いつかまた皆様と共にバスケットができるよう復活に向けて歩んで参ります。それまでいましばらく、金沢武士団の支えとなって頂けますと幸いです。また、皆様とお会いできる日を心より待ち望んでおります」

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