2017.12.26

安城学園が岐阜女子に勝利。桜花学園と大阪桐蔭、八雲学園がメインコートの舞台へ/ウインターカップ女子準々決勝

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 12月26日。東京体育館で「ウインターカップ2017 平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開催。大会4日目となったこの日、女子では準々決勝の4試合が行われた。

 高校総体(インターハイ)1位の岐阜女子高校(岐阜県)は、安城学園高校(愛知県)との試合で79-105と敗戦。この日も得点源バイ クンバ・ディアサン欠場という状況で、序盤からリードを許す展開の中、キャプテンの石坂ひなたが8本の3ポイントシュートを含む31得点と奮闘するも、徐々に点差は開いていき、最後は26点差で敗れた。安城学園は千葉暁絵が29得点、相澤ひかりが27得点、野口さくらは24得点と、3人が20得点以上を挙げて勝利を収めた。

キャプテンとしてチームを引っ張った石坂だが、岐阜女子はベスト8で敗退[写真]=兼子慎一郎

 桜花学園高校(高校総体2/愛知県)は、昭和学院高校(千葉県)を相手に67-53で勝利し、準決勝進出。藤本愛瑚が26得点、山本麻衣は17得点を挙げて勝利に大きく貢献した。大阪桐蔭高校(大阪府)と東京成徳大学高校(開催地)の試合は、41-40の大阪桐蔭が1点リードで迎えた第3クォーターに大阪桐蔭が27-10と突き放し、最終スコア92-69で東京成徳大学を下した。

桜花学園をけん引するキャプテンの山本[写真]=大澤智子

 また、八雲学園高校(東京都)は昨日62得点という大会新記録を更新した奥山理々嘉がこの日も好調。フリースロー成功20本を含む計42得点12リバウンド6ブロックでチームをけん引し、県立広島皆実高校(広島県)に100-79で勝利している。

今大会、八雲学園の奥山は平均49.7得点という驚異的なスコアラーぶりを発揮している[写真]=大澤智子

 27日に行われる準決勝2試合は、安城学園×八雲学園、大阪桐蔭×桜花学園というカードになった。メインコートで迎える、決勝進出を懸けた熱き戦いに注目したい。

■女子準々決勝試合結果
岐阜女子高校(総体1/岐阜) 79-105 安城学園高校(愛知県)
県立広島皆実高校(広島県) 79-100 八雲学園高校(東京都)
大阪桐蔭高校(大阪府) 92-69 東京成徳大学高校(開催地)
昭和学院高校(千葉県) 53-67 桜花学園高校(総体2/愛知県)