2018.12.28

昭和学院がウインターカップ3位入賞、最終Qで津幡を逆転し4点差勝利

後半に逆転し3位に輝いた昭和学院[写真]=兼子慎一郎
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 12月28日、武蔵野の森総合スポーツプラザにて「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子3位決定戦が行われ、昭和学院高校(千葉県)と津幡高校(石川県)が対戦した。

 試合は清水桃佳(3年)の3ポイントで津幡が先制。第1クォーター残り3分を切った時点で1点ビハインドとなるも、そこから清水が立て続けに3ポイントを沈めて一歩抜けだす。14-17の津幡3点リードで最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは、開始早々から大竹優香子(3年)、増田泉美(2年)の連続得点で昭和学院がリード。それでも、20-23の残り4分43秒から木下万悠子、中道玲夏(ともに2年)の2人で津幡が連続11得点を奪い、29-41で試合を折り返した。

 第3クォーター序盤も津幡ペースで試合が進むも、中盤からは黒澤楓(3年)の3ポイントを皮切りに昭和学院が徐々に差を詰める。試合は津幡10点リードで最後の10分間へ突入した。

 46-56でスタートした第4クォーター、序盤で昭和学院が3点差に迫ると、試合終了残り4分50秒から星杏璃、西江瑠加也ワリペ(ともに3年)、大竹の3連続得点をマークし64-63と逆転。その後は一進一退の攻防となるも、同1分9秒に大竹が決めて昭和学院2点リード。追いつきたい津幡だったが、相手の執念の守りを前に得点を決めることができず、最終スコア70-66で昭和学院が3位に輝いた。