2018.12.29

桜丘が帝京長岡に勝利、ウインターカップ初の3位獲得! 富永啓生はゲームハイの46得点

チームを3位入賞へ導いた富永[写真]=兼子慎一郎
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 12月29日、武蔵野の森総合スポーツプラザにて「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子3位決定戦が行われ、桜丘高校(愛知県)と帝京長岡高校(新潟県)が対戦した。

 試合は富永啓生(3年)の2本のフリースローで桜丘が先制。帝京長岡は神田龍一(3年)が8得点を挙げる活躍を見せるも、残り1分1秒に3ポイントを許し4点差とされる。終了間際には富永にバックコートからブザービーターのロングシュートを決められ、19-12と桜丘7点リードで第1クォーターを終えた。

 第2クォーター、帝京長岡は開始2分15秒からケイタ カンディオウラ(3年)、小澤武輝(2年)で連続8得点をマークして21-20とする。対する桜丘は富永の連続3ポイントですぐさま応戦。残り2分59秒にはセン マム リバス(1年)がオフェンスリバウンドからのゴール下、山本星矢(2年)の長距離砲も飛びだし、桜丘が点差を14点に広げてハーフタイムを迎えた。

 39-25でスタートした第3クォーターは、立ちあがりからケイタが得点を伸ばす。それでも、桜丘は富永とリバスの得点でリードを保つと、中盤以降は大竹敬也(3年)、木村貴郎(2年)らも果敢にリングへアタックしてチームを盛り立てる。この10分間も相手を上回る18点も積みあげ、57-42で最終クォーターへ。

 追いつきたい帝京長岡は、第4クォーター開始早々からディフェンスの強度を上げて相手のミスを誘うと、開始2分間で10点差まで詰め寄る。試合終了残り4分52秒には神田が2本のフリースローを決めて63-64。しかし、桜丘はリバスのリバウンドダンク、村口宗羅(2年)のジャンプショットで流れを渡さず。同1分49秒には、富永のこの日6本目となる3ポイントで勝利を大きく手繰り寄せ、最終スコア76-65で試合終了。帝京長岡を振りきった桜丘が、2014年のベスト4を塗り替える3位入賞を果たした。

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