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「SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は27日に男子の準々決勝が終了。下記の4校がベスト4に名乗りを上げた。
福岡第一高校(福岡県/総体1位)
東山高校(京都府)
福岡大学附属大濠高校(福岡県)
北陸高校(福井県/総体2位)
出場校が前年の50校から60校に増えたことで、3つの高校を大会に送り出していた福岡県。その福岡県から2つの高校がベスト4入りを果たすこととなった。先日紹介した女子大会編に続き、男子大会でも1971年に開催された第1回大会から今大会までのベスト4進出校を確認し、都道府県別のベスト4進出回数をランキング形式で紹介する。
※カッコ内は主なベスト4進出校
※校名は最後にベスト4入りした時点のもの
■第1位 31回
秋田県(能代工業高校/31回)
福岡県(福岡大学附属大濠高校/21回、福岡第一高校/9回)
■第3位 25回
東京都(京北高校/13回、明治大学付属中野高校/4回)
■第4位 17回
京都府(洛南高校/15回、東山高校/2回)
■第5位 15回
宮城県(仙台高校/8回、明成高校/6回)
■第6位 13回
福井県(北陸高校/13回)
■第7位 9回
茨城県(土浦日本大学高校/9回)
愛知県(愛知工業大学名電高校/5回、中部大学第一高校・桜丘高校/2回)
■第9位 8回
宮崎県(延岡学園高校/5回、小林高校/3回)
■第10位 7回
千葉県(市立船橋高校/6回)
■第11位 5回
新潟県(帝京長岡高校/3回)
岐阜県(岐阜農林高校/5回)
■第13位 4回
大阪府(東住吉工業高校/2回)
神奈川県(相模工業大学附属高校/4回)
■第15位 3回
青森県(弘前実業高校/3回)
山形県(日本大学山形高校/2回)
香川県(尽誠学園高校/2回)
■第18位 2回
石川県(石川県立工業高校/1回、北陸学院高校/1回)
静岡県(沼津中央高校/1回、藤枝明誠高校/1回)
■第20位 1回
福島県(福島工業高校)
埼玉県(埼玉栄高校)
広島県(広島商業高校)
沖縄県(興南高校)
1位には秋田県と福岡県(ともに31回)が並んだ。秋田県は男子の大会最多優勝記録も持っている能代工業高校が、単独で31回を記録。第1回大会で3位に入り、第17回大会から第29回大会にかけて13大会連続ベスト4入りを果たすなど、主に2000年代以前に圧倒的な成績を残した。福岡県は今大会で福岡第一高校と福岡大学附属大濠高校の2校がベスト4入りを果たしたことで、秋田県に追いつくこととなった。これまでもこの2校が主にベスト4進出を果たしており、そろって準決勝に進むのも今大会で3度目。ライバル校同士で切磋琢磨することで、お互いを高め合っている関係性がうかがえる結果だ。
3位に入ったのは、女子と同様に開催地として多くの大会で2校以上が出場している東京都(25回)。特に出場校が少なかった大会黎明期は、コンスタントにベスト4に2校以上を送り出していた。県内最多ベスト4進出校は京北高校(現東洋大学京北高校)で、13回という記録を残している。
4位には今大会もベスト4入りを果たした京都府(17回)がランクインした。大会3連覇の経験もある洛南高校が15回、東山高校が2回ずつ準々決勝を突破している。
そして5位は、これまで15回のベスト4進出を果たしている宮城県。その内14回は名将佐藤久夫コーチ(現明成高校)が率いた仙台高校と明成高校が記録したもの。今大会は惜しくもベスト8で大会を去ったが、今後も継続的に記録を伸ばしていくことだろう。