2019.12.26

ウインターカップ女子で最も多くベスト4進出校を出した都道府県はどこ?

今大会は桜花学園、大阪薫英女学院、京都精華学園、岐阜女子の4校が準決勝に進出した[写真]=伊藤大允、大澤智子
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SoftBank ウインターカップ2019 令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は26日に女子の準々決勝が終了。下記の4校がベスト4に名乗りを上げた。

桜花学園高校(愛知県/総体1位)
大阪薫英女学院高校(大阪府)
京都精華学園高校(京都府)
岐阜女子高校(岐阜県/総体2位)

 今大会は出場校が前年の50校から60校に増え、同じ都道府県から3校が出場している例もあったが、ベスト4にはそれぞれ別の都道府県の高校が並ぶこととなった。そこで今回は、1971年に開催された第1回大会から今大会までのベスト4進出校を確認し、都道府県別のベスト4進出回数をランキング形式で紹介する。

※カッコ内は主なベスト4進出校
※校名は最後にベスト4入りした時点のもの

■第1位 37回
愛知県(桜花学園高校/30回、市邨学園高校/4回)
■第2位 32回
東京都(東京成徳大学高校/11回、明星学園高校/8回)
■第3位 19回
千葉県(昭和学院高校/19回)
■第4位 17回
大阪府(大阪薫英女学院高校/8回、樟蔭東高校/8回)
■第5位 11回
愛媛県(聖カタリナ学園高校/9回)
■第6位 10回
福岡県(中村学園女子高校/10回)
■第7位 9回
秋田県(大曲高校/4回)
■第8位 8回
兵庫県(甲子園学院高校/6回)
■第9位 7回
神奈川県(金沢総合高校/7回)
静岡県(市立沼津高校/5回、常葉学園高校/1回)
長崎県(鶴鳴女子高校/6回)
岐阜県(岐阜女子高校/7回)
■第13位 4回
北海道(札幌山の手高校/4回)
山形県(山形市立商業高校/4回)
■第15位 3回
栃木県(宇都宮女子商業高校/3回)
宮崎県(小林高校/3回)
■第17位 2回
宮城県(聖和学園高校/2回)
福井県(足羽高校/2回)
山口県(三田尻女子高校:現誠英高校/2回)
熊本県(熊本国府高校/1回、熊本女子高校/1回)
石川県(津幡高校/2回)
■第22位 1回
埼玉県(山村学園高校)
三重県(津女子高校)
京都府(京都精華学園高校)
岡山県(倉敷翠松高校)
沖縄県(北中城高校)

 1位に輝いたのは桜花学園高校擁する愛知県(37回)。高校別に見ても桜花学園のベスト4進出回数30回という記録は断トツの記録だ。2位にランクインしたのは、開催地として多くの大会で2校以上が出場している東京都(32回)。3度の優勝経験もある東京成徳大学高校を筆頭に、明星学園高校や東亜学園高校が何度も4強入りを果たしている。

 少し離れて3位となったのは千葉県(19回)だった。19回のベスト4進出はすべて昭和学院高校が残した記録。1975年の第5回大会で初めてベスト4入りを果たし、直近では昨年のウインターカップでも3位に輝くなどコンスタントに好成績を残している。

 4位は大阪府(17回)。大阪薫英女学院と樟蔭東高校(現アナン学園高校)がそれぞれ8回ずつベスト4に進出し、残り1回は2017年に優勝を果たした大阪桐蔭高校が記録したもの。5位の愛媛県(11回)は四国で唯一のベスト4進出経験がある県となった。

 今大会では、京都精華学園高校が京都府としては初めてのベスト4入りを果たした。現時点でベスト8の壁に阻まれている21県の今後にも期待したいところだ。

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