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7月25日から30日にかけて開催されている「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」。28日時点で準決勝まで進行している同大会において、1回戦では実践学園高校(東京都)、2回戦では近畿大学附属高校(大阪府)、そして3回戦では北陸高校(福井県)がそれぞれ不戦敗で敗退となっている。
不戦敗の理由は新型コロナウイルスの影響による辞退のため。詳細については各校が公式HP上で以下の通り説明している。実践学園は昨年行われたウインターカップにおいても、新型コロナウイルスの影響により棄権を余儀なくされていた。
■実践学園高校(7/25発表)
「この度、全国高等学校総合体育大会に出場する本学園高校男子バスケットボール部において、PCR検査の結果登録選手外でありますが、陽性者が発生しました。つきましては、全国高体連バスケットボール専門部より、大会規定に則り出場辞退勧告を受け、学園としましては出場を辞退することといたしました。選手にとって大変残念であることはもとより、応援してくださる多くの方にとりましても、大変残念な結果であることを大変心苦しく感じております。なお、皆様におかれましては、将来ある本学園生徒に対する温かいご支援を引き続き賜りたく、当該生徒やチームに対する誹謗中傷は厳に慎んでいただくよう、お願い申し上げます」
■近畿大学附属高校(7/24発表)
「本校バスケットボール部の部員1名に新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されました。所轄の保健所から濃厚接触者に認定された生徒はおりませんでしたが、念のため部員全員がPCR検査を受検したところ、全員が陰性であることが確認されました。バスケットボール部は7月25日から開催されるインターハイ(全国高等学校総合体育大会)の大阪代表として出場が決まっておりましたが、7月21日に全国高等学校体育連盟バスケットボール専門部会からガイドライン通り出場辞退を勧告する旨の連絡がありました。日夜クラブ活動に勤しみ、インターハイ出場を目標にしていた生徒の心情を慮ると断腸の思いではありますが、インターハイへの出場を辞退させていただきます。ご理解いただき、今後とも応援いただきますようお願いいたします」
■北陸高校(7/27発表)
「本日新たに生徒2名の陽性が確認されました。1名はこれまで感染が確認されている男子ハンドボール部の生徒で、もう1名は他の部活動です。今後、保健所の指示に従い、対象を広げて検査を実施します。対象者には学校から個別に連絡を差し上げます。これに伴い、本校男子バスケットボール部は大会規定に従い全国高等学校総合体育大会への出場を本日辞退させていただくことといたしました」
(※北陸高校では23日から26日にかけて生徒14名に新型コロナウイルス感染が確認されていた)