2021.07.28

第2クォーターから抜けだした中部大学第一が北陸学院との一戦に勝利/インターハイ2021準々決勝

要所での3ポイントシュートが光った中部大第一の坂本[写真]=伊藤 大允
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 7月28日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子4回戦が行われた。

 第2試合は東海覇者の中部大学第一高校(愛知県)と北陸学院高校(石川県)との対戦に。

 序盤は、高さと強さのある中部大第一に、ディレードで攻める作戦に出た北陸学院がテンポ良くシュートを決めていく。

 対する中部大学第一は本来のリズムが取れず。そのまま第1クォーターは20-20の同点と、北陸学院がペースを握って終えた。

 第2クォーターでも出だしは中部大第一にとって重い展開となったが、終盤には速い攻めからのシュートが決まり、リードを奪う。そのまま44-30と前半は中部大第一が北陸学院に14点差を付けて終了した。

 迎えた後半、中部大第一はディフェンスでの精度も上がり、第3クォーターで北陸学院の得点を8点に抑える。攻めてはこのクォーターだけで31得点と大量得点で大きくリードを広げ、一気に勝利を引き寄せた。結局、第4クォーターでも大量リードを守った中部大第一が92-58で大勝した。

 北陸学院は清水愛葉(3年)が20得点、塚本智裕(3年)が10得点を挙げたものの、アブドゥレイ トラオレ(3年)と坂本康成(2年)がともに22得点を挙げた中部大第一に振り切られてしまった。

積極的な攻めを見せた北陸学院・清水[写真]=伊藤 大允

■試合結果
北陸学院 58-91 中部大第一
北陸学院|20|10|8|20|=58
中部大第一|20|24|31|17|=92

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