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チーム最多の23得点をマークした明成の管野[写真]=伊藤 大允
7月28日、「令和3年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子4回戦が行われた。
第3試合は静岡県代表の飛龍高校と昨年のウインターカップ覇者・仙台大学附属明成(宮城県)が対戦した。
ラトビア開催の「U19ワールドカップ」に出場し、帰国後の隔離期間を経て、この試合から山﨑一渉と菅野ブルース(ともに3年)が合流した仙台大学附属明成。試合は、その山﨑一渉が開始8秒で得点を奪い幸先良いスタートを切る。その後も山崎紀人(3年)らの得点で畳みかけた明成がリードを広げていった。
早い段階でタイムアウトを取り、立て直しを図った飛龍だが、シュートを決め切ることができない。インサイドで強みを増す明成の前に点差は広がるばかりだったが、第2クォーターではルーズボールなど粘りのプレーから活路を見出す。またこの試合27得点の山本愛哉(3年)がスピードに乗ったドライブで得点。後半も同様に速攻から加点したのだが、明成もすぐさま速攻でお返しと、隙のない試合運びの前に点差を縮めることができなかった。
対する明成は、第4クォーターでもバックアップメンバーが奮起。試合序盤から終盤まで終始危なげない戦いで119-61と快勝。準決勝へとコマを進めた。
■試合結果
飛龍 61-119 仙台大明成
飛龍|11|20|14|16|=61
仙台大明成|36|27|26|30|=119