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開志国際高校(新潟県)の初優勝で幕を閉じた「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」男子の部。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。男子部門第3回となる今回は、優勝した開志国際のバシール ファイサル モハメッドをピックアップする。
・2回戦 82○65 仙台大学附属明成高校(宮城県)
∟28分24秒出場/14得点/3P 0/0/13リバウンド/2アシスト/1スティール/3ブロック
・3回戦 117○55 前橋育英高校(群馬県)
∟10分出場/10得点/3P 0/0/7リバウンド/1アシスト/0スティール/1ブロック
・準々決勝 91○57 東海大学付属諏訪高校(長野県)
∟32分16秒出場/21得点/3P 0/0/13リバウンド/2アシスト/1スティール/1ブロック
・準決勝 78○76 藤枝明誠高校(静岡県)
∟40分出場/17得点/3P 0/0/18リバウンド/3アシスト/0スティール/0ブロック
・決勝 88○71 福岡第一高校(福岡県)
∟40分出場/16得点/3P 0/1/22リバウンド/6アシスト/0スティール/1ブロック
・合計:150分40秒出場/78得点/3P 0/1 0%/73リバウンド/14アシスト/2スティール/6ブロック
ナイジェリアからの留学生であるバシールは、2022年のインターハイでもインサイドで圧倒的な存在感を発揮。今大会においても開幕前から注目選手の一人と目されるなか、その評価に違わぬ活躍ぶりでチームのウインターカップ初優勝に貢献した。
202センチの高さを誇るバシールの主戦場は当然インサイド。5試合で記録した73リバウンドは大会2位の成績で、得点面でもチーム3位となる78得点をマークした。さらに、ルーズボールに果敢に飛び込む姿勢など、その献身性も大会中は随所に見られた。
準決勝と決勝はともに40分間フル出場。高さの面で常にチームに優位をもたらし、相手チームの流れになりそうなシーンできっちりとインサイドから得点を挙げるなど、大会平均ダブルダブルのスタッツはもちろん、数字には表れない貢献も光った。