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夏のインターハイを制した京都精華学園高校(京都府)が大会2連覇し、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部は幕を閉じた。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門第3弾となる今回は、見事優勝した京都精華学園高校(京都府)の八木悠香をピックアップする。
・2回戦 83○63 浜松開誠館高校(静岡県)
∟36分47秒出場/14得点/3P 0/1/8リバウンド/7アシスト/0スティール/0ブロック
・3回戦 95○67 県立下妻第一高校(茨城県)
∟33分11秒出場/14得点/3P 0/0/14リバウンド/4アシスト/2スティール/0ブロック
・準々決勝 84○57 聖和学園高校(宮城県)
∟36分10秒出場/12得点/3P 0/0/8リバウンド/4アシスト/1スティール/0ブロック
・準決勝 85○62 東海大学付属福岡高校(福岡県)
∟39分18秒出場/24得点/3P 0/2/17リバウンド/2アシスト/2スティール/0ブロック
・決勝 63○59 岐阜女子高校(岐阜県)
∟40分出場/13得点/3P 0/1/9リバウンド/2アシスト/1スティール/0ブロック
・合計:185分26秒出場/77得点/3P 0/4 0%/56リバウンド/19アシスト/6スティール/0ブロック
2年時に世代別日本代表として2つの国際大会に出場し、3年夏には世界各国の次世代有望選手が集まる『Basketball Without Borders(BWB) Global Camp』に、日本から参加する精鋭2人のうちの1人に選出された八木。高校ラストイヤーを有終の美で飾るべく、世界を舞台にスキルを磨き上げて今大会に臨んだ。
ポジションはフォワードだが、準決勝の東海大学付属福岡戦ではゲームハイの24得点17リバウンドをマーク。留学生に負けずとも劣らないパワフルな活躍を見せた。そのほか、すべての試合で2ケタ得点、平均11.2リバウンドとスタッツだけ見ればインサイドプレーヤーでもおかしくない数字だ。京都精華学園の新3冠達成は、6年間で築きあげられたケミストリーだけでなく、世界に羽ばたき努力を重ねた八木の爆発も起因していることは間違いない。