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岐阜女子が東海大福岡を下しインハイ決勝進出…昨年WCに続き京都精華学園と頂上決戦へ

要所で存在感を示した岐阜女子の三宅香菜[写真]=佐々木啓次
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 8月8日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の女子準決勝が照葉積水ハウスアリーナで行われ、岐阜女子高校(岐阜県)が東海大学付属福岡高校(福岡県)に48-47で勝利。京都精華学園(京都府)が待つ決勝進出を決めた。

 準決勝第2試合は、序盤からロースコアの展開。第1クォーターは堅守が光った岐阜女子が主導権を握り14-6とリードしたが、続く第2クォーターは東海大福岡の根間芙奈が存在感を示し、12-17と反撃。岐阜女子の3点リードで折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続き、第4クォーター1分をきってもなお1ポゼッション差の大接戦。東海大福岡はチャラウアミが個人技で打開して一歩前へ出たが、試合時間残り27秒1点差の場面で、岐阜女子はディヤイネイがフリースロー2本を揃えて逆転。ラストプレーまでもつれた激戦を制した岐阜女子が、準優勝した2019年以来となる決勝へ駒を進めた。

 岐阜女子は、ディヤイネイがチーム最多17得点13リバウンドとインサイドを支え、三宅香菜が2本の3ポイントを含む10得点、杉浦結菜が7得点4アシスト4スティールをマーク。東海大福岡はチャラウアミが14得点13リバウンド、根間芙奈が12得点と奮闘したものの、初の決勝進出まで一歩届かなかった。

 これで今年のインターハイ決勝は、昨年のウインターカップ決勝と同じ京都精華学園vs岐阜女子というカードに決定。3連覇がかかる“女王”京都精華学園か、2017年以来7年ぶりの優勝を目指す岐阜女子か。注目の頂上決戦は9日10時00分にティップオフ予定だ。

■試合結果
<インハイ女子準決勝>
東海大学付属福岡 47-48 岐阜女子
東海福岡| 6|17|17| 7|=47
岐阜女子|14|12|12|10|=48

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