2017.01.10
12月13日、バスケットボール男子日本代表チーム 日本代表候補重点強化選手による第1回重点強化合宿が行われた。
最終日を迎えた同合宿には、候補選手に選出された68名中25名が参加。2グループに分けられたこの日の第1部練習では、竹内譲次(アルバルク東京)や小野龍猛(千葉ジェッツ)といった代表経験豊富な選手の他、今回が初選出となった22歳の橋本拓哉(大阪エヴェッサ)など10名が汗を流した。
ウォーミングアップを終えてボールを使ったトレーニングに入ると、ルカ・パヴィチェヴィッチテクニカルアドバイザーが選手を指導。リバウンドを奪ってからの速攻を意識したトレーニングでは、選手一人ひとりに細かな指示を出したり、自身が実演したりするシーンも見られた。
その後の練習はポジションごとに分かれての1on1や、一つのゴールを使用して5×5形式での攻守の確認。パヴィチェヴィッチ氏は時折練習を止め、ボールの出し方や体の向き、スペースへの入り方など細部にわたって指導した。
練習後、パヴィチェヴィッチ氏は「まだまだやることはたくさんある」と述べた上で、「ピック・アンド・ロールの感覚をつかむこと」、「常に走り続けなければいけないこと」などといったことを今後の課題に挙げた。
2017年5月、6月に予定されている東アジア選手権大会で“ヘッドコーチ”として指揮を執ることが決まっているパヴィチェヴィッチ氏。今月18日から20日にかけては、杉浦佑成 (筑波大学)など大学生9名を交えた強化合宿第2回目が開催され、経験豊富な指揮官の下、日本バスケの底上げを図っていく
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