2017.07.03

U19日本代表が逃げきり初白星、マリとの接戦を制す

15得点12リバウンドを記録したエースの八村 [写真]=小永吉陽子
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 7月2日にエジプトのカイロでFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017グループCの予選ラウンド第2戦が行われ、男子U19日本代表チームがマリ代表と対戦した。

 試合は序盤、日本の得点が伸びない時間が続く。第1クォーター残り4分19秒に八村塁が3ポイントシュートを決めて6-8にすると、重冨周希が同1分29秒と同26秒にフリースローを2本ずつ沈め、12-14と2点ビハインドで最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターは、三上侑希と増田啓介がアウトサイドシュートを決めて相手に迫る。残り1分30秒と同36秒に八村がシュートを成功させ、31-32と1点差に縮めて前半を終了した。

 第3クォーターは、3点ビハインドで迎えた残り5分35に杉本天昇が3ポイントを決めて40-40の同点に追いつく。そして、同4分43秒にシェーファーアヴィ幸樹のフリースローで43-42と勝ち越しに成功し、この試合で初めてリードを奪う。さらに得点を積み重ね、56-53で最終クォーターに突入した。

 最後の10分間は、序盤に増田が2本連続で3ポイントを決めてリードを9点に広げる。その後は相手に追いあげを許すが、残り2分31秒に西田優大のアシストから八村がアリウープを決め、73-68と5点差に。主導権を渡すことなく、詰め寄る相手から逃げきり、最終スコア76-73で勝利を収めた。

 予選グループCの対戦で、スペインに敗れ、マリから勝利した日本。カナダとの第3戦は4日に行われる。

【試合結果】
■日本代表 - マリ代表(@エジプト、カイロ)
JPN|12|19|25|20|=76
MLI|16|16|21|20|=73

ボックススコア

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