2017.07.04
7月2日にエジプトのカイロでFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017グループCの予選ラウンド第2戦が行われた。スペイン代表との初戦で惜敗した男子U19日本代表チームだったが、第2戦ではマリ代表を相手に76-73で競り勝ち、決勝トーナメント進出に臨みをつないだ。
日本の指揮官を務めるトーステン・ロイブルヘッドコーチは試合後、「今日はベンチメンバーが勝つためのカギだった」と明かし、「(八村)塁があまりいい出来ではなかったのでリズムが良くなかったが、ベンチメンバーのパフォーマンスが素晴らしかった」と控え選手を称えた。さらに、「増田が勝負所でシュートを決めてくれましたし、アヴィも10点以上取ってくれたのでチームとしてステップアップできた」と、両チームトップの16得点を記録した増田啓介(筑波大学2年)と、途中出場ながら11得点10リバウンドの活躍を見せたシェーファーアヴィ幸樹(ブリュースターアカデミー)の名前を挙げた。
一方で、第4クォーター中盤以降に追いあげられたチームの戦い方について、「つまらないファウルをしたり、ショットクロックを十分使わずにシュートを打ったりして、賢くはなかった。その点は反省しなければいけない」と課題を述べたが、「全員で戦って勝てたことは良かった。チーム全体としてメンタルのタフさが出てきた」と手応えも口にした。
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