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ベン・シモンズ、オーストラリア代表のキャンプに参加…直前にはSNSで意味深投稿も

オーストラリア代表のミニキャンプ参加が報じられたベン・シモンズ [写真] = Getty Images
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 ベン・シモンズが、再びNBAのコートに戻るための準備を着々と進めているようだ。

 現地メディア『ESPN』のマーク・J・スピアーズ記者によると、シモンズは8月10日(現地時間9日)からメルボルンで始まる、オーストラリア男子代表選手たちによる自主開催のミニキャンプに“制限なし”で参加する見込みだという。また、今回のキャンプにはシモンズ自らが参加費用を負担しているとも報じられた。

 シモンズのワークアウトを担当したコーチによると、長期離脱を経た現在、シモンズはかつてのアスリート能力を取り戻しているとのこと。昨シーズンを丸々休養に充てたことで、負傷からの回復に加えて、フィジカル面の再構築にも時間を費やしてきたようだ。

 報道によれば、複数のNBAチームが今回のキャンプでのシモンズの状態に関心を寄せており、ウェスタン・カンファレンスのあるチームからはトレーニングキャンプへの招待も届いているという。FA(フリーエージェント)となっているシモンズは、ベテラン最低年俸での契約にも前向きであり、2028年ロサンゼルス五輪でオーストラリア代表としてプレーすることも目標に掲げている。

 シモンズはキャンプ前日、自身のInstagramに1枚の写真を投稿した。上半身裸にニットキャップという出で立ちで、ゴール下に立って力強くポーズを決めている姿とともに、以下のコメントをつづっている。

「僕は、僕の物語を変えたりしない。高みも、どん底も、痛みも、時間も、学びも、そのすべてを受け入れる。これまで歩んできた場所に感謝し、今の自分を誇りに思っている。そして、この先どこへ向かうとしても、準備はできている」

 これまでのキャリアを振り返りながら、次のステージへの意気込みを示したシモンズ。

 7月に30歳の誕生日を迎えたシモンズは、2016年のドラフト全体1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団。負傷の影響で2016-17シーズンを全休したものの、翌シーズンには新人王を獲得した。その後、オールスターにも3度選出されるなど、リーグを代表するスターへの道を歩んでいた。

 しかし、背中の負傷などに苦しみ、2021-22シーズンにはシクサーズとの関係も悪化。その後はブルックリン・ネッツロサンゼルス・クリッパーズと所属先を変えながらも、コンディションの問題によって本来のパフォーマンスを発揮できない時間が続いた。

 2025-26シーズンを全休したシモンズは、負傷からの回復とアスリートとしてのコンディション再構築に取り組んできた。そして今、オーストラリア代表の仲間たちとともに、復帰に向けた実戦的なステップへ進もうとしている。

 キャンプにはジョシュ・ギディー(シカゴ・ブルズ)、ダイソン・ダニエルズ(アトランタ・ホークス)、パティ・ミルズ(仏アスヴェル・バスケット)ら、オーストラリアを代表する選手たちも参加する予定だ。シモンズはこれまでオーストラリア代表のシニアチームで国際大会に出場した経験がなく、2028年ロサンゼルス五輪のメンバー入りを果たすためにも、まずはNBAで再び存在感を示すことが求められる。

 シモンズがこれまでの苦境を糧に変え、再びNBAのコートで輝く日が来るのか。オーストラリア代表でのミニキャンプが、その復活への第一歩となるかもしれない。

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