2019.02.27
2月15日、「FIBA ワールドカップ2019」出場権獲得をかけた大一番に臨む男子日本代表が、調整地のトルコ・イスタンブールに向けて出発した。日本はアウェイで21日にイラン、24日にカタールと対戦する。
出発に際し、メディア対応を行った篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)は「今はまだいい精神状態だと言える。試合の日が近づけばわからないが、40分間コートで戦う準備をしたい」と、静かに胸の内を語った。一昨年の11月から始まったアジア予選も、あと2試合を残すのみ。「過ぎてしまえばあっという間の感じもするけど、苦しい時もあった。それをオーストラリアに勝利してきっかけをつかんだ。とにかく大きな結果、大きな仕事を成し遂げたい」と決意を口にした。
現在キャプテンを任される篠山だが、代表戦デビューは決して早くはなかった。「なかなか(代表に)招集されず悔しい思いもした。でもそれが栄養になり、モチベーションを上げてくれたのも事実」と自身のバスケ人生を振り返る。
「30歳でこの舞台に立てる自分が誇らしい。家族も喜んでくれている。コツコツやってきて良かったかな。楽しみたい」
最後は笑顔を見せた篠山。頼れるキャプテンが日本を世界の舞台に導く。
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