2019.09.02
9月1日に中国の上海で「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の1次ラウンド第1戦が行われ、グループEでは日本代表(FIBAランキング48位)がトルコ代表(同17位)と対戦した。
13年ぶりに世界舞台に帰ってきた日本は、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)の5人が先発。トルコはジェド・オスマン(クリーブランド・キャバリアーズ)やエルサン・イルヤソバ(ミルウォーキー・バックス)などNBA選手がスターティングファイブの一員に名を連ねた。
試合開始から0-6とリードを許すと、第1クォーター開始2分22秒にファジーカスが3ポイントでチーム初得点を記録。しかし、ミスから立て続けに得点を許し、3-11の同3分5秒に早くもタイムアウトを取った。ファジーカスのジャンプショット、篠山の3ポイント、八村のフリースローで追いあげを図るが、高確率なシュートに苦戦。12-28と16点のビハインドを背負った。
第2クォーターも相手の長距離砲に苦しむ中、開始1分10秒に馬場雄大(A東京)が2本のフリースローを決め、同1分43秒に渡邊が八村のアシストから3ポイントを沈めた。同2分19秒にイルヤソバがベンチに下がると、直後に田中の3ポイントで21-33。渡邊のブロック、馬場のドライブ、竹内譲次(A東京)の3ポイントなど好プレーも飛びだすが、1ケタ点差まで縮めることができない。それでも、終盤に八村がスティールから豪快なワンハンドダンクを叩きこむなど反撃し、47-35とわずかに点差を縮めた。
第3クォーターも2ケタ点差を追いかける展開で、残り2分4秒の時点で42-63。八村と竹内譲のフリースローで得点を重ね、田中のブザービーター3ポイントで相手に迫った。
49-67で始まった第4クォーターは開始34秒に渡邊が先取点をマークし、直後に田中がフローターショットを成功。その後も必死の追いあげを見せるが、最終スコア67-86で敗戦を喫した。日本は八村とファジーカスがともに15得点を挙げ、田中は3本の3ポイントを含む11得点を記録した。
なお、日本は3日、1次ラウンド第2戦でチェコ代表と対戦する。
■試合結果
日本 67-86 トルコ
JPN|12|23|14|18|=67
TUR|28|19|20|19|=86
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