「チャイニーズ・タイペイ戦&オーストラリア戦を通して、最も印象的な活躍をした選手は?」
2022年2月26日・27日、バスケットボール男子日本代表は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window2の2連戦に臨んだ。結果は1勝1敗。チャイニーズ・タイペイ代表には逆転勝利を収め、格上となるオーストラリア代表には前半こそ拮抗した試合を見せるも、後半に突き放され敗戦を喫することとなった。
注目の試合を終えて、バスケットボールキングでは「2試合を通して、最も印象的な活躍をした日本代表選手は?」というテーマでユーザーにアンケートを実施。2試合に出場した男子日本代表15名のなかから、投票数の多かった選手を、集まったファンの声とともに紹介する。
■「チャイニーズ・タイペイ戦&オーストラリア戦を通して、最も印象的な活躍をした選手は?」アンケート結果
▼第5位:佐藤卓磨(千葉) 得票率 6.3%
[写真]=伊藤 大允
◎初選出ながら確率良く3ポイントを決め、ディフェンスでもハッスルしてルーズボールに飛び込んだり、後ろからボールをカットしたり、数字に残らない部分でも貢献していたからです(けんたさん)
◎いつものプレーをして、代表戦でも通じていたから。そういう意味では、富樫選手もオーストラリア戦はいつもの富樫で嬉しかったですが、今回は期待も込めて佐藤選手を(cheeさん)
◎初選出にも関わらず、しっかり自分の持ち味を出せていたこと、人柄の良さがチームにも良い雰囲気をもたらしてくれていたと感じたから(ちょんさん)
▼第4位:エヴァンスルーク(FE名古屋) 得票率 9.2%
[写真]=伊藤 大允
◎B2所属選手で帰化選手ですが、ロシターやニックなど、古参の帰化選手がいるなかで、ホーバスJAPAN4戦に出場している事が凄いなと思います。また、機動力もあり、アウトサイドシュートも果敢に打っていくという点も、スピードセンターとしてホーバスJAPAN定着に期待しています(みつごろうさん)
◎美しすぎるハードワーク 愚直に身体を張る、走る、戻るを継続することで、ホーバスJAPANの道を造っている(ふらぽんさん)
◎跳んで、走って、壁になってずっとコートにいたのでは? と感じるくらいの存在感でした。なんと言っても5ファウルに追い込んでくれた!(666さん)
▼第3位:谷口大智(茨城) 得票率 15.0%
[写真]=伊藤 大允
◎自分の役割をしっかりと果たした、ディフェンスではインサイドをしっかりと守り、オフェンスではオープンからのシュート、スクリーナーをして見えないところでの印象が強かった。(まなぶさん)
◎チャイニーズ・タイペイ戦で勢いをつけた連続3ポイントとオーストラリア戦で意地を見せた逆転3ポイント(マシュマロぽてちさん)
◎世界と戦うことを考えるとスキルと合わせてメンタル面の向上も必須。ムードメーカーは大事(ucさん)
▼第2位:西田優大(三河) 得票率 27.5%
[写真]=伊藤 大允
◎チーム最多得点27点の活躍。ディフェンスも素晴らしかった。最年少ながらチームを勝たせたいという気持ちが伝わってきてました(くにゃおさん)
◎前回11月のWindow1に引き続き、実力が本物だなと思える活躍だったから。ドライブもアウトサイドも、ディフェンスも素晴らしかったと思います(みきまるさん)
◎チャイニーズ・タイペイ戦はもちろんですが、オーストラリア戦の厳しいマークの中でもほかを活かす活躍が素晴らしかった(めーさん)
▼第1位:富樫勇樹(千葉) 得票率 31.4%
[写真]=伊藤 大允
◎同じチームの佐藤選手の活躍も目立ちましたが、富樫ファンとしてはやっといつも通りの『らしさ』を取り戻せて本当に安心しました。キャプテンとしてもこの2日間はチームを鼓舞してプレー以外でも信頼度が上がりました。さらなる富樫選手の活躍を祈っています(Coccoさん)
◎チャイニーズ・タイペイ戦では逆転の2本連続3ポイントがあり、オーストラリア戦では19得点5アシストでチームを勢いづけている姿が印象的だったから(らんさん)
◎チャイニーズ・タイペイ戦での西田選手などの若い選手の活躍や、谷口選手、オーストラリア戦での竹内選手などのベテラン選手の活躍もありましたが、両戦とも3ポイントやPGでの活躍が光った富樫選手がとても印象に残ったから(おネギねぎさん)
得票数5位から1位の選手は上記の通り、キャプテンを務めた富樫勇樹が1位に輝くこととなった。選出理由で目立ったのが、チャイニーズ・タイペイ戦での逆転勝利をもたらした連続3ポイントやオーストラリア戦でチームハイの19得点を挙げた活躍に対する言及。また、Bリーグで見せている“富樫らしさ”がついに日本代表でも見えたとする声も多かった。
惜しくも2位となったのは、チャイニーズ・タイペイ戦でチームハイの27得点を挙げて勝利の立役者となった西田優大。最年少ながらエース級の活躍を見せるその姿に、多くのファンが心を動かされたようだ。また、得点面で以外での貢献に対する言及も多く、攻守両面での活躍が得票数の多さにつながっている。
そのほか、3位と5位にはトム・ホーバス体制初招集となる谷口大智と佐藤卓磨が名を連ねた。ともに初選出ながら、チームコンセプトに沿ったプレーで存在感を放った点が高評価につながっているようだ。また、4位にはエヴァンスルークがランクイン。2試合ともに30分以上出場し、インサイドで孤軍奮闘ともいえる働きを見せた同選手に対して、ファンからはそのハードワークに対する感謝の声も多数挙がっている。