2023.09.23

U16日本代表がヨルダンに快勝…アジア選手権ラストはイランと5位争い

ベンチスタートから2ケタ10得点を挙げた若野[写真]=fiba.basketball
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 9月23日、カタールで開催されている「FIBA U16アジア選手権大会2023」の5-8位決定戦が行われ、バスケットボール男子U16日本代表は72-58でU16ヨルダン代表に勝利した。

 アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチが率いる日本は、高田将吾(福岡大学附属大濠高校)、千保銀河(開志国際高校)、ベネディクト研一郎(アイオナ・プレップスクール)、中村颯斗、白谷柱誠ジャック(四日市メリノール学院中学校)をスターティングファイブに起用。

 第1クォーターはフィールドゴール成功率22.7パーセントと低迷したが、フリースローを8本(成功率57.1パーセント)決めて20-11と9点リード。第2クォーターに入ると、ベンチスタートだった高橋歩路(横手市立十文字中学校)が2本の3ポイントを沈めるなど外角からも得点を重ね、38-19のダブルスコアで前半を折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターは高田らが攻撃をけん引しリード拡大。最終第4クォーターは得点が伸びなかったものの、序盤に築いた大量リードを守り、14点差で試合を締めくくった。

 オフェンスリバウンドを23本とった日本は、セカンドチャンスで20-12、ファストブレークから16-7、ベンチポイントも35-6と圧倒。千保がチーム最多12得点を挙げ、ベンチスタートだった高橋と若野瑛太名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18)も2ケタ10得点で続いた。

 日本は22日の準々決勝でフィリピン代表に敗れ、2025年に開催される「FIBA U17バスケットボールワールドカップ」出場を逃したが、失意の敗戦から一夜明けた順位決定戦初戦に快勝。今大会ラストゲームとなる24日の5-6位決定戦ではイラン代表と対戦する。

■「FIBA U16アジア選手権大会2023」5-8位決定戦
ヨルダン 58-72 日本
JOR|11| 8|18|21|=58
JPN|20|18|22|12|=72

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